2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
安全
時間割コード
Course Code
75202
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
安全と法制度
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
金子 啓子
曜限
Day/Period
木5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

法制度は、私たち市⺠がそれぞれの側⾯で安全に社会⽣活を送り、社会秩序を維持するためのシステムである。これから広く社会安全を学ぶためにも、その基礎として法システムを理解することが有益である。
本授業では、法システムの基礎、安全に関する法制度の枠組みや概要を学ぶ。また、大学生活に必要・有益な法的な注意事項を、その背景としての法体系と共に学ぶ。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
法システムの枠組みや安全・安心を支える基礎的法知識を修得し、安全・安心を支える社会システムを自ら考える基礎とする。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
社会安全を学び研究し、また、社会生活を送るにあたり、安全・安心の法的なものの考え方を踏まえた思考と判断ができるようになる
③主体的な態度の観点
法的なものの見方を修得することで、自ら考える際の自信につなげる

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回 ガイダンス
第2回 学生生活と著作権
 著作権と引⽤ー論⽂・レポート作成にかかる留意ー
第3回 法の枠組みとリーガルリサーチ
 法の枠組み、条文の読み方、調査方法
第4回 契約と学生生活
 民法における契約の概要と学生が遭遇しやすい契約 
第5回 安全に関する法律のフレームワーク(1)
 どのような法が安全に関係するか
第6回 安全に関する法律のフレームワーク(2)
 民法、不法行為、製造物責任
第7回 消費者保護法制の概要(1)
 消費者を守るための様々な法、学生が狙われやすい商法
第8回 消費者保護法制の概要(2)
 消費者契約法
第9回 雇用関係と法 (労働者の安全・安心と法)
 労働法概要、ハラスメント
第10回 知的財産権全体像
 特許権、実用新案権、意匠権、商標権と営業秘密
第11回. 情報法(ネット社会の安全と関係する法律(1)
 個人情報保護法、不正アクセス禁止法
第12回 情報法(ネット社会の安全と関係する法律(2)
 ネット上の行為と権利侵害、その他のリスク
第13回 法人・会社運営の仕組み
第14回 内部統制と公益通報者保護法
第15回 振り返りと総括

進行により内容を変更することがあります

授業時間外学習 / Expected work outside of class

・授業後確認の提出
・次回の授業で関係する法令の下調べ

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(80%)、授業貢献度(講義中の発⾔・発表等)(20%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
定期試験
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
定期試験、授業中の発言・発表等
③主体的な態度の観点
授業中の発言・発表等

教科書
Textbooks


購入を義務付け毎回持参が必要、授業をそれに沿って進める、という意味での教科書は定めない。
授業で指定する資料は、熟読の事。
参考書は時々に⾔及。

参考書
References

道垣内弘人,荒木尚志  /編集代表  『有斐閣判例六法  令和7年版』  (有斐閣)  978-4-641-00345-3
東京商⼯会議所編  『  ‎ビジネス実務法務検定試験  3級公式テキスト〈2025年度版〉』  (中央経済社)  978-4502535413
中川淳  『市⺠⽣活と法  第4版』  (法律⽂化社)  978-4589036179
⼩向太郎  『情報法⼊門  第7版  -デジタル・ネットワークの法律ー』  (NTT出版)    978-4757104068

それぞれの参考書の特徴や使い方に関しては、第1回の授業で説明予定

フィードバックの方法
Feedback Method

課題や質問等に対するフィードバックは講義時間を通して⾏います

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

・毎回の授業後確認アンケートでの問合せ
・LMSメッセージ機能にて問合せ
非常勤のため、オフィスアワーはありません。
面談が必要なら、LMSメッセージ機能にてアポを取って下さい。

備考
Other Comments

・配布資料はPDFで配布します。資料配布、授業に関する連絡は、LMS「資料」で⾏います。
・講師との連絡は、LMSのメッセージ機能を利⽤します。こちらからもそれで連絡しますので、それを⾒ないことによる不利益は各⾃の責任です。
・BYOD〔ノートPC・スマホ〕を使⽤する。
授業中の使⽤:上記のとおり、配布資料の参照、外部公開情報の参照・調査等。PCでもスマホでも結構です。
毎回の授業後確認アンケートもLMSを使います。