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学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
15505
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
非言語コミュニケーション論
(SP358)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
桝本 智子
曜限
Day/Period
金2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

“One  cannot  not  communicate.”  -これはコミュニケーションというものを理解するのに非常に大切なことを表現している。「コミュニケーション」というと、言葉で伝えるメッセージという印象を受けがちである。しかし、私達の日常生活では大半のメッセージを言葉以外の「非言語」で受け取っている。非言語とは、顔の表情、手振り、服装、姿勢、時間・空間の観念、リズム等、言葉以外の様々な手段を意味し、同時に、言葉とは切り離せないものである。このコースでは、非言語コミュニケーションが私達の行動にどのように影響しているのかを理論、実践を交えて学びながら、非言語コミュニケーションへの洞察を深めていく。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(外国語学部)
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  ①言語コミュニケーション教育、言語分析、地域言語文化、異文化コミュニケーション、通訳翻訳の5つの専門領域についての知識と技能を活用できる
  ②グローバルな視野に立って自ら考えることができる
3.主体的な態度
  自らの学びに責任を持ち、直面する課題に主体的に取り組み、「外国語のプロフェッショナル」として、世界の状況を適切に把握し、日本の立場を世界に向けて発信することができる

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
ー非言語コミュニケーションの役割を理解する。
ー非言語コミュニケーションに関連する洞察力を高めていく。

②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
ー非言語コミュニケーションの伝達方法が文化(世代、性別、国、宗教、民族等)によってどのように違うかを理解していく。
ー自身の非言語コミュニケーションを客観視することで、よりよいコミュニケーションを図れるように目指す。

③主体的な態度の観点
―学んだ知識を用いて課題に取り組む。発表を通じて受講生同士の様々な意見を取り入れることでさらに学びを深くする。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
・実験

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  イントロダクション
第2回  非言語コミュニケーション分野と歴史
第3回  空間のコミュニケーション(1)
第4回  空間のコミュニケーション(2)
第5回  触れ合いのコミュニケーション 
第6回  表情
第7回  顔
第8回  動作と姿勢
第9回  周辺言語
第10回  服飾・化粧(1)
第11回  服飾・化粧(2)
第12回  色彩と心理
第13回  リズムとシンクロニー
第14回  (課題)
第15回  復習テスト
第16回 
第17回 
第18回 
第19回 
第20回 
第21回 
第22回 
第23回 
第24回 
第25回 
第26回 
第27回 
第28回 
第29回 
第30回 

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業で取り上げる範囲のテキストを読んでおくこと。
簡単な観察や実験の課題を毎回出す予定なので、結果をまとめて授業時間内で発表できるように準備しておくこと。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業参加度(ミニクイズ・ディスカッションへの貢献を含む) (50%)
小レポート(10%)
復習テスト(40%)
これらを総合して判断する。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
ミニクイズ、小テスト
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
観察レポート、発表
③主体的な態度の観点
毎回の振り返り

教科書
Textbooks

参考書
References

大坊郁夫  『しぐさのコミュニケーション』  サイエンス社  ISBN4-7819-0888-8
パターソン,M.L  『ことばにできない想いを伝える:非言語コミュニケーションの心理学』  誠信書房  ISBN-13:  978-4414304206
大橋理恵 根橋玲子  『コミュニケーション学入門』  放送大学  ISBN978-4-595-31927-3

フィードバックの方法
Feedback Method

ミニクイズは毎回答えを確認をして復習できるようにしている。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

LMS

備考
Other Comments

学期はじめに改めて履修状況や授業環境に合ったシラバスを発表する。課題が変わることもあるので、講義連絡の確認をすること。シラバスは授業内配布、又は、LMSに掲載する。