- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 外
- 時間割コード
Course Code - 15041
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 異文化コミュニケーション概論
(SP105) - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 2
- 担任者名
Instructor - 守崎 誠一
- 曜限
Day/Period - 月5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では、文化背景の異なる人々の間のコミュニケーションについて理解を深め、より効果的な異文化間コミュニケーションに必要とされるものについて考察する。その際、異文化間コミュニケーション学は、欧米で創始・発展した学問であるため、それら欧米の文化・社会・歴史と日本のならびにアジア圏の文化・社会・歴史を比較・検討することで、文化・社会・歴史によって人々のコミュニケーション行動の「何が」「どのように」「どのくらい」異なっており、そのような違いが、文化・社会・歴史のどの側面によって引き起こされているのかについて学習する。また、そのような違いを克服するために、認知、情動、行動(スキル)の各側面で、何が必要とされるかについても学習する。また、座学としての学習だけではなく、実際に異文化シュミレーションを体験したり、異文化に学ぶ在日外国人留学生との交流など能動的な学習もおこなう。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(外国語学部)
1.知識・技能
①幅広い教養に裏打ちされた専門的知識・技能を修得することができる
2.思考力・判断力・表現力等の能力
①言語コミュニケーション教育、言語分析、地域言語文化、異文化コミュニケーション、通訳翻訳の5つの専門領域についての知識と技能を活用できる
②グローバルな視野に立って自ら考えることができる
③周囲の人と円滑なコミュニケーションをとることができる
3.主体的な態度
自らの学びに責任を持ち、直面する課題に主体的に取り組み、「外国語のプロフェッショナル」として、世界の状況を適切に把握し、日本の立場を世界に向けて発信することができる
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
文化とコミュニケーションの関係について理解を深める。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
身近な文化の違いについて気づき・考えることができ、その違いを乗り越えようと試み、その経験を言葉で表現できるようになる。
③主体的な態度の観点
2年次に予定されているスタディ・アブロードでのよりスムーズな異文化適応を可能にする。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回イントロダクション
第2回言語コミュニケーション
第3回非言語コミュニケーション(1)
第4回非言語コミュニケーション(2)
第5回スキーマ、ステレオタイプ、偏見、差別
第6回カルチャーショックと適応
第7回認知科学から見た異文化間コミュニケーション
第8回価値観
第9回しつけや教育がコミュニケーション行動に与える影響
第10回異文化集団間におけるコミュニケーション理論
第11回組織内異文化間コミュニケーション
第12回健常者と障がい者のコミュニケーション
第13回"性"の違いとコミュニケーション
第14回異文化間コミュニケーション研修と教育(1)
第15回異文化間コミュニケーション研修と教育(2)授業時間外学習 / Expected work outside of class
各回、教科書の指定の部分を事前に読んできてもらいます。
適宜、宿題や課題を与えます。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
授業中におこなう課題および宿題=40%、定期試験=60%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
授業中におこなう課題および宿題と定期試験の成績によって総合的に評価する。その際、以下の3つの観点から評価をおこなう。
①知識・技能の観点
基礎的な概念や用語の定義・内容を理解できているか。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
授業で学習した事柄を現実社会の問題に応用して考えることができるか。
③主体的な態度の観点
自ら問題点を見つけ出し、解決策を考えることができるか。
- 教科書
Textbooks 西田ひろ子編 『異文化間コミュニケーション入門』 (創元社)
-
参考書
References
授業の初回に配布するより詳細なシラバスの中で参考書を紹介するとともに、授業中にも随時紹介をします。
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業内で積極的に学生からの質問やコメントに対してフィードバックをおこないます。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 下記のメールアドレスにメールを使って問い合わせをしてくれれば、回答をします。
morisaki@kansai-u.ac.jp
- 備考
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