- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - ビ
- 時間割コード
Course Code - 77115
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - ビジネスデータサイエンスと社会
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 01
- 担任者名
Instructor - 梅澤 隼
- 曜限
Day/Period - 水3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では、インターネット、クラウドサービス、SNSなどのプラットフォーム、ブロックチェーン、AIなどの技術の発展とともに社会的に生じた問題、課題、ルール形成について学びます。
インターネット、クラウドサービス、SNSなどのプラットフォーム、ブロックチェーン、AIなどの技術発展とともに、社会的ルールにも大きな変化を与える出来事が発生しています。発生した出来事について、法律家の立場からみた問題点、課題点、その出来事に基づき作られたルールなどについて実際の出来事をもとに考え、AIなどのまだルールが完成していない技術についての社会的なルールの在り方について学びます。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
インターネット、クラウドサービス、SNSなどのプラットフォーム、ブロックチェーン、AIなどの技術発展と法令など社会的なルールの関係について説明できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
実社会でビジネスデータサイエンスが抱える問題点を把握したうえで、今後の法令など社会的なルールの在り方について自ら考えられる。
③主体的な態度の観点
社会で起きているビジネスデータサイエンスに関わる事象について、関心を持ち、自らの意見を持てるようにする。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回【対面】自己紹介/日本の法体系(憲法、私法、ガイドラインについて)
第2回【対面】インターネットが社会に与えた変化(ウイニー・トレント事件)
第3回【対面】インターネットが社会に与えた変化(SNS)
第4回【対面】インターネットが社会に与えた変化(漫画村事件)
第5回【オンデマンド】インターネットが社会に与えた変化(食べログ事件)
第6回【対面】インターネットが社会に与えた変化(プラットフォームビジネス)
第7回【オンデマンド】クラウドサービスが社会に与えた変化(ランサムウェア攻撃、データ越境)
第8回【対面】ウェブ3が社会に与えた変化(ビットコインなど暗号資産、ブロックチェーン、メタバース)
第9回【対面】データサイエンスが社会に与える変化(スポーツとデータサイエンス)
第10回【オンデマンド】データサイエンスが社会に与える変化(医療、金融分野)
第11回【対面】データサイエンスが社会に与える変化(自動運転)
第12回【対面】データサイエンスが社会に与える変化(AIと著作権)
第13回【オンデマンド】データサイエンスが社会に与える変化(AIと倫理)
第14回【オンデマンド】データサイエンスが社会に与える変化(AIと各国の対応①)
第15回【対面】データサイエンスが社会に与える変化(AIと各国の対応②)
※【オンデマンド】の授業について、原則各授業の1週間前を目処に関大LMSに講義資料を掲載します。授業時間外学習 / Expected work outside of class
各授業で取り扱った事例の問題点について、定期的に小テストを実施するため、復習してください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
小テスト90%、授業への取り組み(出席や授業内での発表を総合的に評価)10%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
問題点の正確な理解を問う問題(30%)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
問題点に対する一般的な見解及びその批評を問う問題(60%)
③主体的な態度の観点
授業での発言等、授業への主体的な関与に対する評価(10%)
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method 定期的に実施する小テストについて全体的な傾向をコメントします。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
授業の前後に対応します。
その他
授業内容などについて疑問点があれば関大LMSの「メッセージ」機能で連絡してください。
- 備考
Other Comments 〔BYOD(ノートPC)の必要性〕
各自PCを持参してください。
本科目は弁護士の実務経験を有する科目担当者が、インターネット、クラウドサービス、SNSなどのプラットフォーム、ブロックチェーン、AIなどの技術の発展とともに社会的に生じた問題、課題、ルール形成について法律家の立場から講義を行う授業科目です。詳細は授業概要・授業計画欄を参照してください。