- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 政策
- 時間割コード
Course Code - 86271
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 法律学入門2(政策公務・民法通論)
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 後藤 元伸
- 曜限
Day/Period - 金4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
民法の全体像(民法通論)および総則につき、その基本概念および体系的構造を平易に解説する。
本講義は、私法ないし民法の基礎を理解し、その全体像を把握することを目的とする。講学上の領域としては、法学・私法入門、民法入門・総則、財産法の基礎および民事手続法の概要を対象とする。
本講義はまた、公務政策研究の基礎となるように配慮している。つまり、本講義は、公務員試験準備の最初の第一歩となるように設計されている。同時に、民間企業における業務において直接役に立つ民法知識の習得にも十分に配慮するものである。
本講義は、民法学、私法学における基本概念および基本的制度を理解した上で、民事法学の全体構造を把握する能力を修得することを目的とする。
すなわち、法学・私法学・民法学における基本的事項を理解し、その体系を俯瞰しうる鳥瞰図の形成をはかるものである。そのための本講義の進め方としては、まずは、基礎的概念ないし基本的制度から説きおこす。つぎに、比較的平易に解説する段階を経て、さらに、発展的問題に展開していくものとする。到達目標 / Course Objectives
本講義は、民法学、私法学における基本概念および基本的制度を理解した上で、民事法学の全体構造を把握しうるようになることを目標としている。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 イントロダクション
第2回 未成年者の法律行為
第3回 権利能力、意思能力および行為能力
第4回 制限行為能力者制度
第5回 成年後見制度
第6回 私的自治、法律行為および売買契約
第7回 意思表示の構造、心裡留保・虚偽表示
第8回 小括
第9回 錯誤、詐欺・強迫
第10回 代理の基本構造
第11回 無権代理・表見代理
第12回 時効総説、取得時効
第13回 消滅時効
第14回 小括
第15回 全体統括・民法総論授業時間外学習 / Expected work outside of class
教科書を繰り返し通読すること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
定期試験を行わず、複数回の平常試験で評価する(各回の配点は均等で、あわせて100%)。ただし、履修者数等を勘案して、定期試験を実施する場合もありえる。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
民法の基本的体系および基本的概念・制度を理解できているか否かを評価基準とする。各講において設定されたテーマにつき十分な理解を要する。
- 教科書
Textbooks 中田邦博・後藤元伸・鹿野菜穂子 『新プリメール民法1 民法入門・総則(第3版)』 (法律文化社)
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参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMSにて対応する。
- 備考
Other Comments 携帯用の小型六法(有斐閣のポケット六法など)を購入の上、講義には必ず持参しなければならない。六法がなければ、講義内容の理解は困難である。
講義においては、教科書の記述を随時、指示・参照するので、教科書は必携である。