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学部・研究科
Faculty/Graduate School
政策
時間割コード
Course Code
86525
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
グローバル・スタディーズ・セミナー(フランス語で学ぶ法と社会)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
住田 守道
曜限
Day/Period
金3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

フランス語の初級者以上を対象に、フランス語で書かれた論文や雑誌記事などを通して、フランス社会における法のあり方を理解する(日本との相違にも注目しつつ)。
素材は、①明治日本の近代法とフランス法学との交流、②日本民法の淵源であるフランス民法の原型、③フランスの一裁判例あるいは現代民法に関するテキストの中から、選択したもの。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・フランス語の基本的な読解力の修得
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・文脈を理解しながら理解度を高める力の向上
・日本語翻訳のための訳語選択の的確さの向上
③主体的な態度の観点
・指定の記事に関連する文献にもあたりながら、自らの翻訳の精度を高める意識向上
・指定の記事を読むだけでは理解できない背景を、指定テキスト以外の文献も活用してより深く理解した上で、その理解を元に参加者との討議を通じて、説明を試み理解を深める意識向上

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  ガイダンス
第2回  フランス語力のチェック、素材の選択、フランスの基礎知識
第3回  フランス語力のチェックの解説、選択素材の背景その1―フランス法と日本との関係
第4回  選択文献精読①
第5回  選択文献精読②
第6回  選択文献精読③
第7回  選択文献精読④
第8回  選択文献精読⑤
第9回  選択素材の背景その2―現代フランスのトピック
第10回  選択文献精読①(第8回に第一の文献を読了した場合)
第11回  選択文献精読②
第12回  選択文献精読③
第13回  選択文献精読④
第14回  選択文献精読⑤
第15回  総括

授業時間外学習 / Expected work outside of class

フランス語の読解に必要な文法知識の獲得or復習と、各回の抱く疑問に答えてくれる雑誌記事(邦語)の検索・読解。(指定されたもの以外にも、自らの理解推進のため、各自で検索し授業参加時の議論で活用することが強く望まれる。)
※なお上記15回の割り当ては、10人ほどの登録者の想定の下で、2文献を読み終える場合の予定であり、参加人数や進行状況によって内容は変更される。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
自らの報告の的確さ・他人の報告に対する発言(50%)、レポートあるいは小テスト(50%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

フランス語の読解力の正確さおよび日本語への翻訳の的確さを基準に、それを十分に示すことができたか否か(文法的説明も含む)、さらにその背景にある日仏の文化の違いの考察にまで及ぼすことができたか否か等で、評価する。

教科書
Textbooks


教材は第1~2回目に(場合によっては8~9回に再度)紹介・決定します。

参考書
References

(備考欄を必ず見ること)  

フランス語辞書、文法書持参
ただしある程度自信がある人のみ辞書だけでもよい。

フィードバックの方法
Feedback Method

授業内での討議や教員からの解説を通じて、自身の仮訳を考え直し確定させる(毎回、自分の翻訳を再検討し完成させることを繰り返していく)。再度疑問点が見つかれば、その後の授業で解消してゆく。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

原則として授業前後に直接問い合わせること。

備考
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