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学部・研究科
Faculty/Graduate School
政策
時間割コード
Course Code
86457
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
フランスの法と社会(フランス公法)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
高作 正博
曜限
Day/Period
月3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

講義ではフランス法を取り上げる。フランスの憲法ひいては公法学は、一般憲法理論に多くの基礎概念及び基本原理を提供してきた。フランス憲法学の検討を通じて、日本の憲法学を再検討する視座を得ることができるであろう。また、フランスには複数の法伝統が存する。現代社会の変容を受けて、フランスの法伝統がどのような影響を受けているのか、そこにはどのような課題が存するのかを明らかにしたい。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・フランスの法と政治に関する基本的な知識を習得する。
・フランス憲法に関する制度と実態について理解する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・フランスとの比較のなかで日本の法や政治を考えることができる。
・制定法の背景にある歴史・法思想・基本原則を文章で表現できる。
③主体的な態度の観点
・日本法とフランス法の比較や歴史的な経緯から現代の問題を考えることができる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回 フランス憲法史概観
第2回 フランス公法の特徴1――アンシャン・レジーム期
第3回 フランス公法の特徴2――フランス共和制期
第4回 フランス革命と1789年「人権宣言」
第5回 憲法史1――君主制・共和制・帝政の2周期
第6回 憲法史2――議院内閣制的共和制
第7回 現行憲法の成立――半大統領制的共和制
第8回 現行憲法における大統領と首相
第9回 現行憲法における議会
第10回 現行憲法における憲法院
第11回 現行憲法における選挙と政党
第12回 現代人権論の課題1――ライシテと移民問題
第13回 現代人権論の課題2――民主主義と宗教
第14回 現代人権論の課題3――プライバシーと民主制
第15回 まとめ(到達度の確認)

授業時間外学習 / Expected work outside of class

憲法の基礎概念、人権保障や統治機構の基礎知識を確認しながら、フランスの憲法史や憲法理論について理解を深めて下さい。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
到達度の確認(筆記による学力確認)(60%)、平常成績(中間レポート)(40%)で評価する。
履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、関大LMSで連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
・フランスの法と政治に関する基本的な知識についての理解の程度。
・フランス憲法に関する制度と実態についての理解の程度。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・フランスとの比較のなかで日本の法や政治を考えることができるか。
・制定法の背景にある歴史・法思想・基本原則を文章で表現できるか。
③主体的な態度の観点
・日本法とフランス法の比較や歴史的な経緯から現代の問題を考えることができるか。

教科書
Textbooks


使用しない。

参考書
References


講義中に指示する。

フィードバックの方法
Feedback Method

中間時に実施する中間レポートについて、関大LMSを通じて全般的なポイントをコメントします。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー;授業の前後に対応する。
その他;mtakasa★kansai-u.ac.jpまでメールを下さい。
(「★」記号を「@」に置き換えて下さい。)

備考
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