- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 政策
- 時間割コード
Course Code - 86404
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 地域経済論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 福味 敦
- 曜限
Day/Period - 木5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では、不況と地方の疲弊、人口の減少と一極集中、少子高齢化など、「地域」が直面する問題とその背景を理解し、経済・社会・政治のダイナミックな相互作用の解明を試みる。講義は大きく、失われた30年・グローバリゼーション・人口減少・地域創生、をキーワードとする4つのパートから構成される。現実、理論、統計を織り交ぜ、ゲスト講演や映像資料なども取り入れながら講義を進行する。受講者が地域のみならず一国、さらにはグローバルな視点から地域の問題を理解し、講義終了後も関心を持ち続けることができれば、それが本講義のゴールとなる。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
身近な地域の課題について、データに基づき説明することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
身近な地域の課題とその背景を理論的に説明できる。
③主体的な態度の観点
自らの問題意識に関わる適切な資料を集め分析することができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1. イントロダクション:日本の「地域」が直面する課題
2. 失われた30年と地域経済①:バブル崩壊の発生と崩壊
3. 失われた30年と地域経済②:バブルの後遺症
4. 失われた30年と地域経済③:長期停滞と財政・金融政策
5. 失われた30年と地域経済④:副作用と出口戦略
6. グローバリゼーションと地域経済①:産業構造と経済発展
7. グローバリゼーションと地域経済②:後発国のキャッチアップと日本
8. グローバリゼーションと地域経済③:21世紀のグローバリゼーション
9. グローバリゼーションと地域経済④:アウトソーシングと地域経済
10. グローバリゼーションと地域経済⑤:グローバリゼーションの「逆回転」と地域経済
11.人口減少下の地域経済①:迫られる選択
12.人口減少下の地域経済②:不足する労働力
13.人口減少下の地域経済③:自治体の試行錯誤
14.人口減少下の地域経済④:ソーシャルキャピタル
15.まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
【予習】配布資料を読む
【復習】配布資料・参考文献の熟読/ワークシートへの記入・提出
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
毎回の課題(10%)、レポート(20%)、定期試験(70%)で評価する基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
到達目標①③については定期試験と毎回の課題で、②についてはレポートを通して、主に評価する。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References 家森信善 マクロ経済学の基礎(第2版) 中央経済社
リチャード・ボールドウィン 世界経済大いなる収斂 ITがもたらす新次元のグローバリゼーション 日本経済新聞社
木下斉 まちづくり幻想 SB新書
- フィードバックの方法
Feedback Method 毎回の講義の冒頭で、前回の講義の振り返りとフィードバックを行う。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMSを利用する。
- 備考
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