- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 政策
- 時間割コード
Course Code - 86425
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 開発経済学
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 河崎 信樹
- 曜限
Day/Period - 月4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
現在の国際社会では、経済成長に成功している国家が存在する一方で、経済が停滞し、貧困状態に置かれたままの国家も存在している。貧困国においては、多くの人々が低所得状態にあり、教育や医療といった社会的インフラも不十分なままである。こうした貧困国の状況を改善していくことは、国際社会にとって大きな課題となっている。開発経済学は、こうした途上国の抱える問題に対して、経済学的な側面からアプローチするものである。
到達目標 / Course Objectives
開発経済学における基本的概念及び理論について理解すること。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 イントロダクション
第2回 「マルサスの罠」①―マルサス『人口論』と農業革命
第3回 「マルサスの罠」②―人口ボーナスと人口オーナス
第4回 工業化と経済成長モデル①―ハロッド・ドーマー・モデル
第5回 工業化と経済成長モデル②―ルイス・モデル
第6回 工業化と経済成長モデル③―成長会計
第7回 貧困の罠
第8回 中間総括
第9回 輸入代替工業化政策
第10回 輸出主導型工業化政策
第11回 国際貿易体制と途上国
第12回 国際援助①―ツーギャップモデルからRCTへ
第13回 国際援助②―現状と課題
第14回 環境―持続可能な開発に向けて
第15回 全体の総括授業時間外学習 / Expected work outside of class
レジュメを活用し、講義の復習を行うこと。本講義では数式とグラフを使用するため、復習を行うことが非常に重要である。復習の際には、講義中に紹介された参考文献を同時に読み進めることが望ましい。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
中間テスト(50%)と期末テスト(50%)によって成績評価を行う。履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
開発経済学における基本的概念及び理論について理解できているかどうかを成績評価の基準とする。
- 教科書
Textbooks
教科書は使用しない。講義は配布するレジュメに基づいて行う。
-
参考書
References
初回の講義時に文献リストを配布する。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 講義終了後に対応する。
- 備考
Other Comments ミクロ経済学の基礎、マクロ経済学の基礎及び国際経済政策を履修しておくことが望ましい。