- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 政策/外
- 時間割コード
Course Code - 86413
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - アジア経済論
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 福味 敦
- 曜限
Day/Period - 木5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義（対面型）
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
かつて停滞と貧困にあったアジア（東・東南・南アジア）は、20世紀末以降グローバル化の潮流とともに、経済発展を実現し、新興市場として世界の注目を集めてきた。製造業の誘致と、サプライチェーンネットワーク構築の成功が、こうしたダイナミックな経済発展のひとつの原動力とされるが、一方でアジアを注意深くみれば、その歩みは必ずしも一様ではない。本講義ではこうした域内の多様性を踏まえつつ、アジアの経済発展の背景、直面する課題について、経済面のみならず、社会・政治的な要因も含めて、理解することを目的とする。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
アジア経済発展の経緯と背景を理解し、理論的に説明することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
アジア各国が直面しつつある経済・政治的な課題について理解し、説明することができる。
③主体的な態度の観点
各自の問題意識のもと、理論・統計資料に基づく議論を展開し、レポートにまとめることができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1 アジアにおける経済発展の諸相
2 経済成長の諸要因
3 アジアにおける戦争と貧困
4 アジアNIESの台頭：工業化
5 緑の革命とアジア
6 東アジアの奇跡と通貨危機
7 インドの経済危機と政策転換
8 中国の改革開放と経済発展
9 論点の整理：市場と政府
10 ガバナンス（１）：政治体制と経済発展
11 ガバナンス（２）：インドの民主主義
12 ガバナンス（３）：初期条件の影響
13 コネクティビティ（１）：地域経済統合
14 コネクティビティ（２）：一帯一路
15 まとめ 21世紀のアジア授業時間外学習 / Expected work outside of class
【予習】配布資料を読む
【復習】配布資料・参考文献の熟読/ワークシートへの記入・提出
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験（筆記試験）の成績と平常成績で総合評価する。
毎回の課題(10%)、レポート(20%)、定期試験(70%)で評価する基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
到達目標のうち、①③については定期試験と毎回の課題で、②についてはレポートで主に評価する。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References アマルティア・セン, ジャン・ドレーズ 開発なき成長の限界 現代インドの貧困・格差・社会的分断 明石書店
遠藤環, 伊藤亜聖, 大泉啓一郎, 後藤健太 現代アジア経済論 アジアの世紀を学ぶ 有斐閣
丸川知雄 新版 現代中国経済 有斐閣
- フィードバックの方法
Feedback Method 毎回の講義の冒頭で、前回の講義の振り返りとフィードバックを行う。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMSを利用する。
- 備考
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