2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
政策
時間割コード
Course Code
86432
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
政策過程論
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
岡本 哲和
曜限
Day/Period
火4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 政策過程とは、一つの政策が生み出されてから終わりを迎えるまでの、一連の流れである。それは、政策課題の設定、政策の決定、実施、評価、そして終了などのいくつかの段階(ステージ)から構成されている。
 この講義では、特に「政策と情報との関係」に注目する。政策をつくる場合や実施する場合には、情報の利用が必要となる。そこで、政策過程全体について、そして上に述べた政策過程の各ステージについて、それぞれ情報との関わりを軸として説明を行っていく。
 さらに、政府や地方自治体が情報を管理(情報の収集、保存、提供など)するために、どのような政策が実施されているかについて、具体的な事例の紹介も含めて説明を行う。
 以上を通じて、政策研究のための基本的な知識を身につけることができるようにする。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
政策過程全体、あるいは政策過程の各ステージに関わる代表的な理論やモデルについて理解すること。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
上記の代表的な理論やモデルを、個別政策の分析に応用できるようになること。
③主体的な態度の観点
講義中の問いかけ等に対して、よく考えた上で能動的かつ正確に回答できる態度を身につけること

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1週:政策過程とはなにか
第2週:政策過程の構造
第3週:問題の発見
第4週:課題設定とメディア
第5週:政策の決定:そのための準備作業
第6-8週:政策決定の代表的モデル
第9-10週:政策の実施
第11週:政策評価の制度
第12週:政策評価の方法
第13-14週:政策の終了
第15週:まとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

(1)講義中に作成したノートを読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。
(2)その際に、参考文献などを参照することによって、よりいっそう理解を深めるよう努力すること。
(3)講義で取り上げている事項に関わる新聞記事等によく目を通しておくこと。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
筆記による学力確認(70%)、レポート(30%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
政策過程全体、あるいは政策過程の各ステージに関わる代表的な理論やモデルについて理解しているか
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点上記の代表的な理論やモデルを、個別政策の分析に応用できるか
③主体的な態度の観点
講義中の質問に対して、能動的かつ正確に回答できる態度を示したか

教科書
Textbooks


特に用いない。

参考書
References

秋吉貴雄・伊藤修一郎・北山俊哉  『公共政策学の基礎』[第3版]  有斐閣  
石橋章市朗・佐野亘・土山希美枝・南島和久  『公共政策学』  ミネルヴァ書房  

その他の文献については講義中に指示する。

フィードバックの方法
Feedback Method

講義や関大LMSを通じて全体に向けてのフィードバックを適時行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSを通じて行う。

備考
Other Comments

  ①成績評価の方法・基準
到達度の確認とレポート課題の内容によって、(1)  講義の基本的な内容が理解できているか  (2)  講義の内容を適切に応用した考え方ができているかどうかを基準として評価する。

②担任者への問合せ方法
関大LMSを通じて行う。


成績評価方法を変更いたしました。(4/28)