- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70518
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - テーマ別研究(負の記憶とメディア表象)
<M> - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 研谷 紀夫
- 曜限
Day/Period - 木3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
(!本授業は20名以下の少人数のゼミ方式で行われる授業で、受講生同志で議論や発表などをする出席重視の形式です!また全て対面の授業です。刺激の強い映像などもあるので履修に際して留意してください。)感染症・戦争・テロ・災害・事故・公害などは多くの犠牲者が出る出来事であり、これらのことを二度と引き起こさないためには、その記録を保存し、社会の集合的な記憶として継承していくことが必要だと考えられています。そのため近年ではこうした出来事に関する「記録」を集めたアナログ/デジタルのアーカイブやミュージアムが一種の「聖性」を帯びたデザインを施されて構築されているとともに、その出来事を取り上げた映画やドラマ、ドキュメンタリー、マンガなど様々なメディアコンテンツが制作されています。そしてそれらが、その出来事に関する集合的な「記憶」の一部を形成するに至っています。本講義では、こうした負の出来事に関する記録と記憶がどのように形成されているかを考察するとともに、そうしたものが未来にどのような影響を与えるかを考えていきます。特に全編を通じて、負の記憶を題材にした映画・ドラマ・ドキュメンタリー・マンガなどのメディア表象が集合的な記憶の形成に与える影響についても考察します。そのことによって、社会的な記憶を遺していく各要素について、長所と短所の両面から学習していきます。授業の形式は20名以下のゼミ方式で行われる授業で、受講生同志で議論などをして発表をしていきます。刺激の強い映像などもあるので履修に際して留意してください。
到達目標 / Course Objectives
過去に発生した負の出来事とそれらの概要がどのように記録されたり、メディア表象が形成されていくかを理解し、その長所と短所の両面を捉えた上で、それらを未来に向けてどのように活用していくかについて、自分なりに考えを持つことを到達目標とします。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
※授業は内容の変更や入れ替えなどが発生する場合があります。
第01回 :感染症
第02回 :震災(1)
第03回 :ホロコースト
第04回 :様々なテロ事件(1)
第05回 :戦争と原爆
第06回 :震災(2)
第07回 :原発事故(1)
第08回 :原発事故(2)
第09回 :様々な差別
第10回 :様々な公害
第11回 :様々な事故
第12回 :様々なテロ事件(2)
第13回 :様々な事件(1)
第14回 :LGBTQ+
第15回 :様々な事件(2)
授業時間外学習 / Expected work outside of class
関連する課題を提示しますので、期限内に実施してください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業内ディスカッションでのコメントやプレゼン+時々の課題(100%)
毎週コメントシートを書きながら少人数のグループでのディスカッションと発表を行います。そのため出席とそのときのコメントやディスカッションへの参加の度合などによって成績が決まります。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
(1)歴史的な経緯や流れを理解しているか。
(2)授業に出席し、議論や発表に参加しているか。
目安となる総合点 秀:100-90点、優:89-80点、良:79-70点、可:69-60点、不合格:59点以下
- 教科書
Textbooks
授業の中で提示します。
-
参考書
References 竹沢 尚一郎 ミュージアムと負の記憶―戦争・公害・疾病・災害:人類の負の記憶をどう展示するか 東信堂 4798913170
- フィードバックの方法
Feedback Method 関大LMSなどを用いて行います。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMSのメッセージ機能を使用して連絡してください。
- 備考
Other Comments !本授業は20名以下のゼミ方式で行われる授業で、受講生同志で議論や発表などをする出席重視の形式です!また全て対面の授業です。