- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70399
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 行動科学研究法
<M><S> - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 古谷 嘉一郎
- 曜限
Day/Period - 木5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では、人の行動を対象にした研究(行動科学研究・心理学研究)を実施する際、重要となる方法論の基本を学びます。まず、最初に基礎的な専門用語を把握します。そして、研究をする際に守るべき倫理(研究倫理)を理解していきます。そして、行動科学研究・心理学研究における様々な研究手法の枠組みを理解していきます。さらに、研究例の説明をとおして、抽象的である研究法の内容を具体的な実践のレベルに落とし込んでいきます。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(総合情報学部)
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力等の能力
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
行動科学・心理学で用いる実証的研究法の基礎的な内容を理解できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
行動科学・心理学の先行研究に提示されている研究手法を理解できる。
自分自身の研究内容に合わせて研究手法を提案できる。
③主体的な態度の観点
研究法への興味を深める態度を醸成できる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 行動科学研究・心理学研究を支える考え方と倫理
第2回 アカデミック・ライティング1
第3回 アカデミック・ライティング2
第4回 方法へのいざない1(実験法・質問紙調査法、観察調査法)
第5回 方法へのいざない2(調査的面接法・フィールド研究・二次分析)
第6回 統計の基礎1(尺度、記述統計)
第7回 統計の基礎2(推測統計、統計的仮説検定の例)
第8回 実験法
第9回 質問紙調査法
第10回 観察調査法
第11回 調査的面接法
第12回 フィールド研究
第13回 二次分析
第14回 各研究法についての追加説明
第15回 各研究法の応用的な内容
・一部内容について、回数を調整する可能性があります。
・分析の手法について、動画での資料提示を行う可能性があります
・一部の研究法については、実際の研究論文を用いて紹介することもあります。授業時間外学習 / Expected work outside of class
LMSにて配布する資料を事前確認しておいてください。これにより、当該回のアウトラインがわかります。さらにそのアウトラインに沿って教科書を読み進めておくといいでしょう。
コメントは、提示された指示にしたがって、いろいろと考えて記入してください。
講義中に紹介した内容で更に興味をもったなら、参考書等を活用し、自分自身で調べてみましょう。そうすることで、より詳細な理解ができるでしょうし、最新の知見にたどり着けるかもしれません。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
関大LMSを用いた到達度チェック(85%)、関大LMSを用いた課題(15%)を予定しています。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
到達度チェックの正誤問題(30%)
到達度チェックの選択問題(30%)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
到達度チェックの複合問題(25%)
③主体的な態度の観点
課題の実施(15%)
- 教科書
Textbooks 古谷嘉一郎・村山綾(編) 『やってみよう!実証研究入門-心理・行動データの収集・分析・レポート作成を楽しもう』 ナカニシヤ出版 978-4779514456
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参考書
References 三浦 麻子他 『なるほど! 心理学研究法』シリーズ 北大路書房 978-4762829666
小宮 あすか・布井 雅人 『Excelで今すぐはじめる心理統計』 講談社 978-4061548121
加藤 司 『心理学の研究法―実験法・測定法・統計法(改訂版)』 北樹出版 978-4779301575
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業中に適宜実施します。また、関大LMSを利用する予定です。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 講義終了後に直接話してもらうか、関大LMS「メッセージ」機能による連絡を活用してください。
- 備考
Other Comments イントロダクションを受講し、受講ルールを確認してください。受講ルール(他者に迷惑をかける行為の禁止)を守れない場合は単位取得が不可能になります。
なお、受講者の理解度の程度により、計画・内容を一部変更することがあります。