- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70643
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 経営分析実習
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/1
- 担任者名
Instructor - 齋藤 雅子
- 曜限
Day/Period - 火2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
実験・実習・製図(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
企業を取り巻く利害関係者(ステークホルダー)は財務諸表の分析を通じて、その企業の経営実態を把握し、将来の意思決定行動に役立てています。
本授業では、企業が開示する財務諸表を分析できる能力を身につけるため、さまざまな分析手法を学びながら、実習型授業を活用した企業の経営分析を行います。学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(総合情報学部)
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力等の能力
3.主体的な態度
到達目標 / Course Objectives
財務諸表から企業の経営実態を把握し、分析する能力を養うことを目標にしています。また、会計の専門用語やルールを適切に理解し、活用できる能力も求められます。本授業で修得した財務諸表に関する専門知識と分析能力は、企業活動に貢献できる礎となります。
①知識・技能の観点
・財務諸表分析における専門用語や分析手法を理解することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・専門用語や分析手法の理解にもとづき、財務諸表を分析することができる。
③主体的な態度の観点
・さまざまな手法を用いた企業の経営分析を主体的に取り組むことができる。
・分析にもとづく発表に対して積極的に取り組むことができる。
・自らの発表を評価し、他の受講生の発表から良い点を見出すことができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 企業の提供する情報を読み取る(企業分析の意義)
第2回 財務諸表を入手する
第3回 損益計算書の構造を知る(百分比)
第4回 損益計算書を用いた分析
第5回 課題の振り返り・発展(損益計算書)
第6回 貸借対照表「資産」の構造を知る(構成比率)
第7回 貸借対照表「負債、純資産」の構造を知る
第8回 貸借対照表を用いた分析
第9回 課題の振り返り・発展(貸借対照表)
第10回 企業の経営分析-成長性・収益性
第11回 企業の経営分析-安全性・効率性
第12回 分析結果に基づく発表①
第13回 分析結果に基づく発表②
第14回 発表の振り返り・評価
第15回 総括授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業では、企業の経営実態を把握するため、財務諸表を理解し、分析するために必要な会計の専門用語並びに会計処理方法に関して基礎的な説明を行います。
補助教材として、レジュメやフィードバック資料を関大LMSにて適宜公開しますが、学んだことを前提に次回以降の授業が進んでいきますので、授業後は各自空いている時間を利用して教科書やレジュメ類を読み直し、復習してください。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
・関大LMSに提示された課題 (80%)
・関大LMSに提示された課題及び発表への取り組み (20%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
実習科目のため、授業および課題への積極的な取り組みが求められます。
①知識・技能の観点
関大LMSに提示された課題
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
関大LMSに提示された課題及び発表への取り組み
③主体的な態度の観点
学生個々の視点による分析及び発表への取り組み
他の受講生の発表から学ぶ姿勢(振り返り・評価の参加)
- 教科書
Textbooks 齋藤雅子、河合由佳理 データから企業を読み解く経営分析入門 (2025年3月発刊予定) 同文舘出版
上記教科書を授業で使用しますので、受講生は授業開始までにあらかじめ準備しておいてください(教科書の書名や発刊時期等に変更が生じる場合には、関大LMSにて提示します)。
補助教材として、レジュメ類を関大LMSにて適宜提示する予定です。
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参考書
References 齋藤雅子 ビジネス会計を楽しく学ぶ 中央経済社 978-4-502-23910-6
桜井久勝 財務諸表分析 第9版 中央経済社 978-4-502-48991-4
- フィードバックの方法
Feedback Method 関大LMSを通じて行います。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact ・授業に関する問合せは、関大LMSのメッセージ機能で連絡してください。
・教育上必要と思われる場合のみ返答しますが、返答には時間を要する場合があります。
・成績評価に関連する問合せには返答できませんので、あらかじめ理解をしておいてください。
- 備考
Other Comments 追記内容:
(1)授業形態
・対面授業を基本とし、関大LMSやオンラインを活用しながら授業を行います。
・毎週関大LMSにレジュメ類、課題等を提示します。教科書およびレジュメの内容を理解したうえで、毎回の課題に取り組み提出してください。
・実習内容に応じて、Word、Excel、PowerPointを適宜用いた課題提出が求められます。
・必要に応じて、受講者の理解度確認やレポートのフィードバックなどを行い、双方向型の授業を意識していく予定です。
・受講生への連絡は関大LMSのメッセージ機能もしくはインフォメーションシステム「講義連絡」を用いますので、各自でこまめに確認してください。
(2)授業計画
・受講者が理解を進めやすくなるよう、授業で取り上げるテーマや取り上げる順序を見直す場合があります。
・授業の進捗に応じて受講者と相談のうえで授業計画を変更する場合があります。
(3)その他
・自然災害や感染状況等による対応として、授業運営を効果的に行うため、授業形態や授業計画を変更する場合があります。