- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 05098
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 日本語3b
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/1
- 担任者名
Instructor - 廣田 恵美子
- 曜限
Day/Period - 月2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
この授業は、日本語1bに引き続き、「書くこと」に重点を置き、アカデミック・ライティングの能力を養成することを目的とする。授業では、レポート・論文作成に必要な記述力を養う練習を行う。具体的には、レポート・論文の構成、論点のまとめ方、一次・二次資料の扱い方、論理的な展開方法等を学び、大学レベルの実践的な文章表現技術を身につけ、実際に論理的な構成で1500-2000字程度の文章を書く。
到達目標 / Course Objectives
・実践的な文章表現技術を学び、大学レベルのアカデミック・ライティングのスキルを習得する。
・レポート・論文執筆に必要な情報収集力を身に付けると同時に、専門領域についての知識を深める。
・データや資料を用いて具体的な論拠を示し、論理的に他者に伝える能力を身に付ける。
・問題を発見し、批判的に物事を捉えられるアカデミック・リテラシーを身に付ける。
・自律的に文章を作成するための自己評価のスキルやストラテジーを身につける。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回:文章の特性を学ぶ①
第2回:文章の特性を学ぶ②
第3回:レポート・論文の構成と課題の見つけ方
第4回:参考文献の探し方・読み方・書き方
第5回:論点をまとめる
第6回:一次資料・二次資料の論文中での扱い方、引用の方法と剽窃
第7回:データ提示と意見提示
第8回:論理的な展開の方法
第9回:レポート作成①序論の書き方と表現
第10回:レポート作成①序論のフィードバック
第11回:レポート作成②本論の書き方と表現
第12回:レポート作成②本論のフィードバック
第13回:レポート作成③結論の書き方と表現
第14回:レポート作成③結論のフィードバック
第15回:全体フィードバックとグループワーク授業時間外学習 / Expected work outside of class
・授業内容の復習を徹底し、日本語能力の向上に努めること。
・授業期間中に複数回課題を出すので、必ず提出すること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
課題レポート(30%)、授業内課題(20%)、授業への参加度(50%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
●授業内課題・課題レポートについて
・授業で取り上げた文章作成のポイント、表現を正しく、適切に使ってできているかを評価する。
・授業内外で作成した作成物の内容を評価する。
●授業への参加度について
・授業への出席回数を評価する。
・遅刻・早退は3回で欠席1回と見なす。
・正当な理由なく1/3以上欠席した場合、単位は認めない。
・他者と協調し、協働的に学習できているかを評価する。
・授業内での話し合い、ディスカッションに積極的に参加できているかを評価する。
- 教科書
Textbooks
特に指定しない。主要文献・参考資料は適宜指示する。
-
参考書
References 浜田麻里他 大学生と留学生のための論文ワークブック くろしお出版
二通信子他 留学生と日本人学生のためのレポート・論文表現ハンドブック 東京大学出版会
石黒圭 この1冊できちんと書ける! 論文・レポートの基本 日本実業出版社
その他の文献・参考資料は適宜授業内で紹介する。
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業内で直接、あるいはKU-LMS上にて適宜行う。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 担当者に直接メール、あるいはKU-LMSを通じて連絡すること。
- 備考
Other Comments ・本科目は「国際共修(異文化間の協働学習を通じて相互理解と新たな価値観を創造する)」科目である。授業内外で日本人・その他留学生との共修機会を提供するので積極的に参加すること。
・授業を休む/休んだ場合は授業前後2日以内に連絡すること(電話・メール可)。