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学部・研究科
Faculty/Graduate School
総情
時間割コード
Course Code
70696
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
専門演習
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/0
45
担任者名
Instructor
小林 孝史
曜限
Day/Period
月4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

演習(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

情報セキュリティシステムの基礎と応用
 インターネットに代表されるコンピュータネットワーク上に様々な情報システムが配置され、ほとんどの情報システムは他のシステムと協調しながら稼働しており、もはやネットワークなしには情報システムは構築できなくなっている。このような状況で大事なことは、情報システムの安全性・完全性・安定性・機密性・拡張性を確保しつつ、他のシステムとの互換性・相互運用性や制度設計を考慮したシステムを構築し、運用していくことである。  しかしながら、実際には情報システム、ネットワークに関する事件や事故が絶えない現状がある。
 本演習では、利用者の立場ではなく、設計・開発者、運用・管理者としての視点で  、情報システムの構築技術や  コンピュータネットワーク技術を活用した、  情報システムやネットワークのセキュリティ問題の解決方法等について研究を行う  。特に最近は、セキュリティ分野にも機械学習や人工知能等の技術が導入されているので、それらについても理解を深めていく。
 3年次では、情報システムの構築手法の基礎と応用、情報システムの基盤としての  コンピュータネットワーク技術  の基礎と応用について、実際に「手」を動かしながら、卒業研究の遂行に必要なプログラミング手法,各種システム等のオペレーションについても習得することを目指し、卒業研究で行うテーマを決定する  。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(総合情報学部)
1.知識・技能
  
2.思考力・判断力・表現力等の能力
  
3.主体的な態度
  

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
研究テーマの関連知識を理解する.
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
研究テーマについて報告書・論文を執筆し,プレゼンテーションを行う.
③主体的な態度の観点
研究テーマを通じて,システム,プログラミングを理解する.
4年次配当の卒業研究において研究成果を作成するうえでの基礎となる共通の知識や考え方を身につける。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

情報セキュリティシステムの基礎と応用
・侵入検知や侵入防御システムに関する研究
・サーバ管理技術に関する研究
・ネットワーク管理運用技術に関する研究
・センサーデバイスの応用に関する研究
・論文や書籍の読み方の指導
・研究報告書・論文の書き方の指導
・プレゼンテーション方法の指導
・各種情報システム等のオペレーションや利用方法,各種プログラミング言語の習熟

授業時間外学習 / Expected work outside of class

・関連する研究分野の最新の研究論文を多数熟読する.
・英語のReading,Writing(できれば,Speaking&Listening)の能力を高める.
・研究報告書・論文の書き方を書籍・研究論文を参照して学習する.

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
研究成果(20%),研究活動(80%)
備考欄に該当している受講生については,「研究活動」の評価はゼロとする。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

成績発表は秋学期に行う。
①知識・技能の観点
研究活動を通じて必要な知識や技能を習得できているかを評価
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
研究成果および研究進捗を報告書やスライドを通じて伝達できているかを評価する。
③主体的な態度の観点
研究に自発的かつ積極的に取り組んでいるかを評価する。

教科書
Textbooks


指定のものはありません。

参考書
References


和文、英文を問わず、参考となる図書、最新の研究論文や解説記事などを紹介し、勉強会・輪読などを通して、その理解を深める。

フィードバックの方法
Feedback Method

研究室での会話,フリーディスカッション,研究報告書へのコメントをとおしてフィードバックする.

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMS,Microsoft  Teams,関大メール(  taka-k@kansai-u.ac.jp  )のいずれでも対応する.

備考
Other Comments

提出物を期日までに提出しない,ミーティングやディスカッションをしない,などの研究活動が著しく低調な者の単位認定は行わない.