- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70400
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - インターネットと心理
<M> - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 森尾 博昭
- 曜限
Day/Period - 金1
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
日本人の生活に、インターネットに接続されたコンピュータや携帯電話といったネットワーク機器が浸透し始めてから30年ほどが経過した。インターネットは、時間と空間を超え、われわれに莫大な量の情報接触の機会をもたらした。また同時に、社会的ネットワークを比類なきレベルにまで拡大・強化させることを可能にさせるインフラストラクチャーとして、個人・対人関係・集団・社会といった多岐にわたるレベルで、さらにそれらが互いに輻輳しながら、私たちの日常生活、そしてライフスタイルそのものに大きな変化をもたらしてきた。
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
(総合情報学部)
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力等の能力
到達目標 / Course Objectives
国内外の研究にもとづき、インターネットというシステムとその利用者たちが作り出すデジタルでヴァーチャルな社会が現実社会にもたらす影響力を、「個人」「対人関係」「集団」「社会」の4つの切り口から理解する。
1. 知識・技能の観点
インターネットにおける人間行動を対象とした心理学の研究について知る。
2. 思考力・判断力・表現力等の能力の観点
心理学的な観点からインターネットにおける人間行動を理解し、予測する。
3. 主体的な態度の観点
インターネットにおける人間行動を観察し、心理学的理論が適用可能か検討する。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 心理学から見るインターネット
第2回 インターネット・パラドックス
第3回 オンラインにおける印象形成
第4回 自己開示・自己呈示1
第5回 自己開示・自己呈示2
第6回 CMCと対人影響過程1
第7回 CMCと対人影響過程2
第8回 CMCと孤独感
第9回 知識共有コミュニティの心理
第10回 地域社会とインターネット
第11回 SNS・ブログの心理
第12回 フェイクニュースとPost Truth
第13回 オンラインゲーム行動の心理学
第14回 子どもの発達とインターネット
第15回 まとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
指定されたリーディング課題に対して小テストを毎週行う。小テストは予習の役割を果たす。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(50%)、平常成績(50%)とする。平常成績には、小テストや授業実施後のミニッツペーパーなどが含まれる。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
1. 知識・技能の観点
インターネットにおける人間行動を対象とした心理学の理論の概要を理解しているか。
2. 思考力・判断力・表現力等の能力の観点
インターネットにおける人間行動を心理学的な観点から説明することができるか。
3. 主体的な態度の観点
インターネットにおける人間行動を観察し、心理学的理論が適用可能か検討できるか。
- 教科書
Textbooks
リーディング課題は関大LMSを通じて配付する。
-
参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method ミニッツペーパーは次週に講評を行う。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業の前後に対応する他、関大LMSの「メッセージ機能」を用いる。
- 備考
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