- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70509
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - マクロ政治分析
<S> - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 秦 正樹
- 曜限
Day/Period - 水4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本講義では,戦後日本政治のプロセスを政治科学(political science)の視点から理解することを目的とする.とりわけ,戦後日本の社会・経済変化に応じて,政治家や世論における(政治的な立場を意味する)「イデオロギー」の意味がどのようにして変遷し,それが政策決定や政局にいかなる影響を与えてきたのかに注目しながら解説する.
具体的には,戦後から現代に至るまでの日本政治の通史的について,(1)保守や革新,改革といった「イデオロギー」がどのように変遷してきたか,(2)各種の制度改革がどのような形で日本政治を動かす原動力となりえてきたか,(3)時代ごとの重要な政治的話題にそれぞれ注目しながら歴史を追って説明していく.また,これらの知見を通じて,日本政治のダイナミックな変化を理論的に捉えることができるようになることも本講義の目的の一つである.なお,本科目は,下記の授業概要に示す回についてはオンデマンド配信で実施する.到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・戦後日本の社会変化が,なぜ・どのように政治や世論に影響を与えているのかを理解することができる
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・一有権者として,選挙などの場面で適切な政治的判断が下せるようになる
③主体的な態度の観点
・日常的な政治の情報について,特定のイデオロギーに固執することなく,多面的に解釈することができるようになる授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第01回 イントロダクション:授業の目的や計画,方法,成績評価の説明と本講義の目的等について解説
第02回 政治的対立軸としてのイデオロギー:「保守」「革新」「リベラル」「右派」「左派」といった政治的な立場を現すイデオロギーの概念について解説
第03回 憲法とイデオロギー:55年体制成立までの「憲法改正」をめぐる日本政治のイデオロギーのねじれについて解説する
第04回 高度経済成長とイデオロギー:池田政権以降の高度経済成長期がもたらした自民党の「包括政党」化のメカニズムについて解説
第05回 利益誘導政治とイデオロギー:田中角栄が形成した自民党システムや鉄の三角形のメカニズムについて解説
第06回 政党の多様化とイデオロギー:公明党や民社党の誕生のメカニズムについて社会的背景との関連から解説
第07回 派閥政治とイデオロギー:三角大福政権と自民党内での派閥抗争の激化と中選挙区制の関係について解説
第08回 新自由主義とイデオロギー:中曽根政権下での公営企業の民営化をはじめとする新自由主義政策が盛んになった政治的メカニズムについて解説
第09回 ポスト冷戦とイデオロギー:竹下政権以降,冷戦の終結による伝統的なイデオロギーの融解が日本政治に与えた影響を解説
第10回 55年体制崩壊とイデオロギー:非自民・非共産連立政権による政権交代に至ったメカニズムと細川・羽田政権の特徴について解説
第11回 選挙制度改革とイデオロギー:小選挙区比例代表並立制の導入が現代政治に与えた影響と自社さ政権の誕生から無党派層が増加したメカニズムを解説
第12回 萌芽する「改革」イデオロギー:小泉政権下における諸改革の概要とその功罪について解説
第13回 政権交代とイデオロギー:民主党への政権交代に至る経緯と民主党政権の特徴について解説
第14回 「改革する保守」としてのイデオロギー:第二次安倍政権以降,現在に至るまでの与野党間対立のイデオロギー的特徴について解説
オンデマンド配信授業回 データからみる現在の日本政治の状況について解説(授業動画約80分+学習課題10分)授業時間外学習 / Expected work outside of class
日常的に,積極的に国内外の政治に関するニュースを見るようにする.とくに気になった政治のニュースについては,テレビ・ネット(SNSなど)・新聞などの複数のメディア媒体による報道の違いを比較しながら,何が同じor異なるのかを各自でよく検討しておく.
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)で評価する。
到達度の確認(筆記による学力確認)(100%)
履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
イデオロギーの歴史的変遷という観点から,正確な知識にもとづいて論理的に日本政治を解釈することができているかを基準に評価する
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
政治科学(political science)の観点から,科学的な視点から政治現象のメカニズムを理解する力を有するかを基準に評価する
③主体的な態度の観点
最近の政治的な話題をテーマとすることで,ニュースや新聞等を自発的に普段から見ているかを確認できるようにすることで評価する
- 教科書
Textbooks 境家史郎 戦後日本政治史 占領期から「ネオ55年体制」まで 中公新書 4121027523
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参考書
References 遠藤晶久・ウィリージョウ イデオロギーと日本政治―世代で異なる「保守」と「革新」 新泉社 4787719033
上神貴佳・三浦まり編 日本政治の第一歩〔新版〕 有斐閣ストゥデイア 4641151121
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業の前後で担当者に直接尋ねるか,担当者までメール(hatamasaki5@gmail.com)すること.
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業の前後で担当者に直接尋ねるか,担当者までメール(hatamasaki5@gmail.com)すること.
- 備考
Other Comments 【オンデマンド配信回について】
1.配信元:関大LMS
2.配信時期/期限:具体的な配信時期や期限は,関大LMS「お知らせ」に掲示します.
3.質問対応:質問は対面授業時またはメール(hatamasaki5@gmail.com)にて受け付けます.