- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70361
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 基礎数学(代数)
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 今野 一宏
- 曜限
Day/Period - 水3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
なんらかの算法が導入された集合を代数系という. たとえば加法・減法・乗法をもつ代数系は環である. このような数学の対象物, あるいはこれらの間の相互関係から, 本質的なものだけをとりだして抽象化してみると見通しのよい結果が得られることが多い. これが代数学の手法ともいえるもので, 多方面に応用がきくものである. 講義では具体的な様々な例をとりあげながら, 徐々に抽象的な考えかたにも慣れてもらうように試みる.
到達目標 / Course Objectives
代数系の定義を理解し使えるようにする.
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
以下の項目についてそれぞれ三回ないし四回で扱う予定である。
1.様々な代数系
2.置換群の基礎
3.群の作用と対称性
4.商代数系と初等整数論
5.有限体授業時間外学習 / Expected work outside of class
シラバスで指定している教科書や参考書の範囲を読み、内容を把握するように予習復習をすること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(80%)、レポート・小テスト(20%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
抽象的な代数演算能力を試す。
- 教科書
Textbooks
適宜プリントを配布する.
-
参考書
References 川口 周 『代数学入門---先につながる群,環,体の理論』 (日本評論社) 978-4535806351
金子 晃 『応用代数講義(ライブラリ数理・情報系の数学講義-6 )』 (サイエンス社) 978-4781911175
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMSの「メッセージ」機能で連絡してください.
- 備考
Other Comments 基礎数学(線形代数)を履修しておくことが望ましい.