- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 総情
- 時間割コード
Course Code - 70687
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 専門演習
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/0
- 36
- 担任者名
Instructor - 堀井 康史
- 曜限
Day/Period - 他
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習（対面型）
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
生体情報処理 ～ 聴覚のメカニズムを探る ～
学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy
（総合情報学部）
1.知識・技能
2.思考力・判断力・表現力等の能力
3.主体的な態度
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・聴覚機構について、外耳、中耳、内耳の構造を理解する。
・聴覚機構について、蝸牛の増幅機構の仕組みを理解する。
・聴覚機構について、蝸牛を伝わる音の伝搬現象を理解する。
・聴覚生理、聴覚疾患についての基礎知識を習得する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・聴覚機構の仕組みを、様々な工学的現象に置き換えて説明できる。
③主体的な態度の観点
・授業で学んだ内容を、自分自身の音の聴こえに当てはめて考えることができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換（グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む）
・プレゼンテーション（スピーチ、模擬授業等含む）
・課題探究（プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む）
・フィールドワーク
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
ヒトは20Hz～20000Hzの音をダイナミックレンジ120dB以上、周波数弁別能0.5%以上で高精度に聴くことができる。専門演習では、このような聴覚の仕組みを教科書をもとに学び、卒業研究のための基礎知識を習得する。詳細は以下の通りである。
(1)音の伝搬
(2)人の聴覚構造
(3)外耳・中耳・内耳の役目
(4)コルチ器の構造
(5)基底膜とBekesyの進行波説
(6)外有毛細胞・内有毛細胞
(7)カリウムイオンと蝸牛の増幅機構
(8)耳音響放射（DP-OAE）
(9)聴神経から聴覚野
(10)聴覚疾患（難聴）
(11)聴覚疾患（外リンパ瘻）
(12)聴覚疾患（内耳気腫）
(13)聴覚疾患（耳鳴）
(14)聴覚疾患（めまい）
(15)まとめ（なぜ音が聞こえるのか？）授業時間外学習 / Expected work outside of class
教科書「ピクルス聴覚生理学」を予習し、授業に臨むこと（１時間）。そして、授業中に興味を持った事項について調査をすること（１時間）。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常成績100%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
出席状況、課題・討論の取り組みについて評価する。
- 教科書
Textbooks James O. Pickles ピクルス聴覚生理学 二瓶社 978-4931199347
医療情報科学研究所 病気が見える vol.13 耳鼻咽喉科 メディックメディア 978-4-89632-815-8
-
参考書
References 高橋晴雄 急性難聴の鑑別とその対処 中山書店 978-4521734613
北原糺 めまいを診る 金芳堂 978-4-7653-1714-6
山岨達也 外リンパ瘻の診断と治療 全日本病院出版会 978-4881174425
生物音響学会 生き物と音の事典 朝倉書店 978-4-254-17167-9
- フィードバックの方法
Feedback Method 授業中に疑問を感じた点については、適宜、指導教員が説明を行う。即答が難しい場合は、LINEグループ，Slack，Dropbox等を通じて答えを共有する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact LINEを利用する。
- 備考
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