秋/2

授業計画 / Course Content

第1回:オリエンテーション
第2回:情報システムの変遷，モダンWeb開発，開発モデル
第3-4回:要件分析，要件定義，概念モデリング，DFD/E-R/ユースケース
第5-6回:UML設計記法
第7回:UML設計例
第8-10回:設計技法（構造化設計，プロセス中心設計，データ中心設計，オブジェクト指向設計，サービス指向設計，マイクロサービス，エンタープライズアーキテクチャ，ドメイン駆動設計）
第11回:アジャイル開発と日米IT企業文化
第12回:モジュールの強度と結合度，コーディング
第13-14回:テスト技法（ホワイトボックステスト，ブラックボックステスト（同値分割法，状態遷移表，デシジョンテーブル，実験計画法）
第15回:システムの導入と受け入れ（SLA，稼働率），開発管理・品質管理
※授業計画は各回の進み具合や理解の程度を見ながら変更する場合もあります。

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業資料，参考資料等を読み返し，授業内容の理解に努めること。
授業期間中に指示する複数回の課題（レポート）に取り組むこと。

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業期間中に提出を指示した複数回のレポート内容で評価する。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
ソフトウェア開発における様々な設計/テスト技法や手順，およびモデリングとUMLを理解すること。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
習得したソフトウェア開発における各種技法や手順を適切に使い分ける判断ができること。

以下の参考書等をもとに作成した教材を，適宜，関大LMSにて配布する。

  伊藤潔　　情報システムの分析と設計　　オーム社　　978-4-274-228179
竹政昭利／林田幸司／大西洋平　　　かんたんUML入門  改訂2版　　技術評論社　　978-4774190396
玉井哲雄　　ソフトウェア工学の基礎改訂新版　　岩波書店　　978-4000056212
  Roger  S.  Pressman  　　実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)　　オーム社　　978-4274227943
Mark  Richards　　ソフトウェアアーキテクチャの基礎  　　オライリージャパン　　978-4873119823
Vaughn  Vernon/Tomasz  Jaskula  　　要件最適アーキテクチャ戦略　　翔泳社　　978-4-7981-7718-2
Eric  Evans　　エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計　　翔泳社　　978-4798121963
Sam  Newman　　モノリスからマイクロサービスへ  　　オライリージャパン　　978-4873119311

その他については，適宜，授業中に紹介する。