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学部・研究科
Faculty/Graduate School
総情
時間割コード
Course Code
05100
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
日本語4b
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/1
担任者名
Instructor
廣田 恵美子
曜限
Day/Period
金5
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

この授業は、日本語2bに引き続き、「読むこと」に重点を置き、アカデミック・リーディングの能力を養成することを目的とする。授業では、文章を論理的に読み解く練習を行う。具体的には、将来的に自身の学術活動(レポート・論文作成等)に生かせるよう、文章を批判的・論理的に読む、様々な角度から検討するということはどういうことかを学び、実際に文章を読みながらグループワーク等を通して、クリティカル・リーディングの能力を養成する。

到達目標 / Course Objectives

・文章を論理的に読み解き、問題点・疑問点を見つけられるようになる。
・問題を発見し、批判的に物事を捉えられるアカデミック・リテラシーを身に付ける。 

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回:クリティカル・リーディングとは? 
第2回:論証:演繹的論証と帰納的論証
第3回:論証における接続詞
第4回:主張と根拠の関係
第5回:わかりやすい文とは?一文一義
第6回:パラグラフ構造
第7回:リーディングセッション①(読解と討論)
第8回:リーディングセッション②(読解と討論)
第9回:リーディングセッション③(読解と討論)
第10回:リーディングセッション④(読解と討論)
第11回:リーディングセッション⑤(読解と討論)
第12回:リーディングセッション⑥(読解と討論)
第13回:研究論文を読む①
第14回:研究論文を読む②
第15回:確認テスト&アカデミックリーディングまとめ

授業時間外学習 / Expected work outside of class

・授業内容の復習を徹底し、日本語能力の向上に努めること。
・授業期間中に複数回課題を出すので、必ず提出すること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
授業内課題(40%)、確認テスト(20%)、授業への参加度(40%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

●授業内課題・確認テストについて
・文章の内容を理解できているかを評価する。
・文章を論理的・批判的に読み、自身の意見との相違をまとめられるかを評価する。
●授業出席率について
・授業への出席回数を評価する。
・遅刻・早退は3回で欠席1回と見なす。
・正当な理由なく1/3以上欠席した場合、単位は認めない。
・他者と協調し、協働的に学習できているかを評価する。
・授業内での話し合い、ディスカッションに積極的に参加できているかを評価する。

教科書
Textbooks


特に指定しない。主要文献・参考資料は適宜指示する。

参考書
References

舘岡洋子  協働で学ぶクリティカル・リーディング  ひつじ書房  
福澤一吉  文章を論理で読み解くためのクリティカル・リーディング  NHK出版新書  
大出敦  アカデミックスキルズ クリティカル・リーディング入門-人文系のための読書レッスン  慶應義塾大学出版会  

その他の文献・参考資料は適宜授業内で紹介する。

フィードバックの方法
Feedback Method

授業内で直接、あるいはKU-LMS上にて適宜行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

担当者に直接メール、あるいはKU-LMSを通じて連絡すること。

備考
Other Comments

・本科目は「国際共修(異文化間の協働学習を通じて相互理解と新たな価値観を創造する)」科目である。授業内外で日本人・その他留学生との共修機会を提供するので積極的に参加すること。
・授業を休む/休んだ場合は授業前後2日以内に連絡すること(電話・メール可)。