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学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
64156
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
社会計画演習
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
井ノ口 弘昭
曜限
Day/Period
金4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

演習(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

社会計画の内容に関連した問題について演習する。本演習では基礎的な数理計画手法として、現象記述的な解析手法(確率統計分析・回帰分析・多変量解析)と規範的な解析手法(線形計画法・非線形計画法)を中心に演習を行う。

学位授与方針との関係 / Related Diploma Policy

(環境都市工学部都市システム工学科)
1.知識・技能
  A
多様な情報を活用して専門的な判断ができる基礎知識の習得
  B
実験・実習,演習,フィールドワークによる問題解決のための   洞察力,システム化力および計画的実践力の体得

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
現象記述的な解析手法(確率統計分析・回帰分析・多変量解析)と規範的な解析手法(線形計画法・非線形計画法)を習得する。

②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
小テスト・レポート課題を行うことで、思考力・判断力・表現力を養う。

③主体的な態度の観点
毎回出題される小テスト・レポート課題などを行うことで、主体的な態度を養う。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

1.  確率統計手法と現象記述モデル1:確率統計的手法を用いた解析手法を学ぶ。
2.  確率統計手法と現象記述モデル2:確率分布の統計的検定方法を学ぶ。
3.  回帰分析とは?(回帰分析;その1):統計的な需要推計方法を学ぶ。
4.  重回帰分析の推定(回帰分析;その2):多変数を用いた統計的な現象解析方法を学ぶ。
5.  回帰分析の推定と検定(回帰分析;その3):回帰モデルの統計的検定方法を学ぶ。
6.  多変量解析とその応用:多変量解析に関する基礎的な枠組みと方法論を学ぶ。
7.  線形計画問題の解法(シンプレックス法1):線形数理最適化問題の基本的解法を学ぶ。
8.  線形計画問題の解法(シンプレックス法2):線形数理最適化問題の双対問題を学ぶ。
9.  線形計画問題の応用(双対問題、輸送問題、割り当て問題):線形計画法の各応用方法を学ぶ。
10.非線形計画問題を解く(図解とラグランジュ未定乗数法):非線形最適化問題の基本的解法を学ぶ。
11.  数理計画のアルゴリズムとは/一次元最小化問題:計算機アルゴリズムを利用した問題解決法を学ぶ。
12.ネットワーク問題:最短経路問題・最大流問題のアルゴリズムを学ぶ。
13.PERT/CPM(1):工程管理手法を学ぶ。
14.PERT/CPM(2):工程管理の日程短縮問題を学ぶ。
15.  到達度確認テスト・講評

※講義日程は,授業の進捗状況により変更することがある。

授業時間外学習 / Expected work outside of class

各演習課題について復習を行う。また、コンピュータを利用した計算方法について学ぶ。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
以下の評価項目を総合的に評価して成績判定を行う。 
(1)    出席状況・小テスト(10%)
(2)    レポート課題(40%)
(3)    到達度確認テスト(50%)
履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

出席は3分の2以上必要である。60点以上を合格とする。

教科書
Textbooks

秋山孝正・上田孝行  『すぐわかる計画数学』  (コロナ社)  

参考書
References

河上省吾  『土木計画学』  (鹿島出版会)  
吉川和広  『最新土木計画学』  (森北出版)  
飯田恭敬  『土木計画システム分析(最適化編)』  (森北出版)  
飯田恭敬・岡田憲夫  『土木計画システム分析(現象分析編)』  (森北出版)  
秋山孝正・奥嶋政嗣・武藤慎一・井ノ口弘昭  『すぐわかる応用計画数学』  (コロナ社)  

フィードバックの方法
Feedback Method

毎回の授業で実施した小テスト・課題は、次回の講義で返却し、解説を行います。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

メールで予約すること。E-mail:  hiroaki@inokuchi.jp

備考
Other Comments

関与する学習・教育到達目標:◎(B),  ○(A)