- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 環
- 時間割コード
Course Code - 64146
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 静定構造力学演習
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 水谷 壮志
- 曜限
Day/Period - 金4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
静定構造力学および同演習は,建設工学分野で学ぶ専門教科の中でも基幹の科目である.構造工学に関わる学問のうち,本科目では,構造力学の基本知識(変形,ひずみ,応力,断面力),骨組構造物の力学的性質とそれらの求め方,すなわち構造解析法について学ぶ.また,本科目と構造設計との関わりについても説明する.
社会基盤施設の計画・設計・製作・建設・維持管理には,本教科の十分な理解と修得が欠かせない.多くの演習を解き理解度を高める.到達目標 / Course Objectives
静定構造力学演習では,次の事項を学習到達の目標とする.
1.外力による構造物の挙動を知る上で重要な力学の基本知識(変形,ひずみ,応力,断面力)に関わる知識を習得する.
2.柱やトラスなどの骨組構造の力学的特性(変形,ひずみ,応力,断面力,支点反力)とその求め方に関わる知識を習得する.
3.社会基盤構造物の代表例である橋梁では,車輌などのような移動する荷重が作用する.そのような移動荷重に対して,設計に活用される影響線に関わる知識を習得する.授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
社会基盤構造物の計画・設計・製作・建設・維持管理に不可欠な構造解析法のうち,静定構造物の解析に関わる基本原理の演習を以下のスケジュールに従って教授する.
第1回:ガイダンスと静定構造力学のふりかえり
第2~4回:力とモーメント,支点反力,断面の性質
第5~7回:断面力
第8,9回:たわみ
第10回:小テスト(第1~9回までの範囲)
第11回:小テストの振り返り
第12回:応力とひずみ
第13回:座屈
第14回:影響線
第15回:静定構造力学演習のまとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
毎週の講義・演習に対して,予習,復習のサイクルが重要である.
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
成績の評価は,定期試験(50%),演習時の小テスト(25%)と課題レポート・演習授業の取り組み(25%)で行う.受講生の学習到達度の最低基準は,成績評価の60点(可)である.
本科目の習熟が予習・授業・復習による学習の積み重ねでなり立つため,全出席を基本とする.出席率が80%未満の場合は成績評価の対象外とする.基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
1.静定構造力学の基本事項の習熟度
2.はり部材の構造解析能力の習熟度
3.トラス部材の構造解析能力の習熟度
4.柱部材の構造解析能力の習熟度
5.影響線の習熟度
- 教科書
Textbooks 東山浩士,石川敏之,上中宏ニ郎,大山理 構造力学問題集-基本問題からチャレンジ問題まで- (コロナ社)
-
参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method 提出物に対してコメントすることがある.
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
随時対応する.
その他
- 備考
Other Comments 学習・教育目標:◎B,〇A
小テストおよび期末試験では,教科書などの参照を一切,認めない.
静定構造力学演習は,不静定構造力学,耐震工学,インフラ設計学,RC構造学,鋼構造学,メンテナンス工学,都市インフラ設計実習,特別研究I,Ⅱ,Ⅲ(設計・建設系分野)などに深く関わる科目である.