2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
62474
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
応用確率統計
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
吉田 壮
曜限
Day/Period
水1
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

応用確率統計は、統計学の基本的な概念と技法を理解し、現実のデータへの応用能力を養うことを目的とした講義です。本講義では、多変量解析の基本的な考え方やデータ解析のための手法、そしてこれらの具体的な例について詳細に述べ、深い理解を目指します。データの要約方法、確率分布の理解、推定と検定、回帰分析、判別分析、主成分分析、クラスター分析などの統計的手法に焦点を当てます。各トピックでは、理論の理解を深めると同時に、具体的な例を通じてデータ分析への適用方法を学びます。理論と応用の組み合わせを通じて、抽象的な概念の理解と具体的なデータ分析スキルの両方の習得に重点を置きます。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
・統計学の基本的な概念と手法を理解する。
・データの要約方法、確率分布、推定と検定の技術を習得する。
・回帰分析、判別分析、主成分分析、クラスター分析の手法を理解し、適用する能力を養う。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・統計的手法の選択と適用に際して、問題の性質を正確に評価し、適切な判断を下す能力を養う。
・統計的分析の結果を明確に理解し、効果的に伝えることができる。
③主体的な態度の観点

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

1.  統計学の基礎(データのまとめ方)
2.  統計学の基礎(確率分布)
3.  統計学の基礎(検定と推定)
4.  単回帰分析-1(最小2乗法と回帰式,寄与率,回帰係数)
5.  単回帰分析-2(予測区間,行列・ベクトル表現)
6.  重回帰分析-1(回帰式の推定,寄与率,変数選択)
7.  重回帰分析-2(2変数以上の場合)
8.  ダミー変数回帰
9.  中間とりまとめ(演習)
10.  判別分析-1(マハラノビス距離,判別方式)
11.  判別分析-2(2変数以上の場合)
12.  主成分分析-1(主成分の導出,寄与率と累積寄与率,因子負荷量)
13.  主成分分析-2(2変数以上の場合)
14.  クラスター分析(クラスターの形成方法,クラスター間の距離)
15.  到達度の確認

授業時間外学習 / Expected work outside of class

講義範囲の復習を行うこと。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
・到達度試験:  統計学の基本的な概念、手法、およびその適用に関する理解度を問う。
・演習課題:  毎回の講義で学んだ技術の応用能力を評価。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・到達度試験の論述部分:  分析結果の解釈や推論の適切さ、表現の明確さを評価。
・演習課題:  統計分析の過程と結果を、論理的かつ明瞭に記述する能力を評価。

教科書
Textbooks

永田靖・棟近雅彦  多変量解析法入門  サイエンス社  978-4-7819-0980-6

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー
毎回の授業終了時あるいはLMSを通じて受け付けますので、各自申し出てください。申し出に応じて時間を確保します。

備考
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