- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - シ
- 時間割コード
Course Code - 62234
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - ベクトル解析
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 2
- 担任者名
Instructor - 網 健行
- 曜限
Day/Period - 木4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
ベクトル解析は力学、材料力学、流体力学、電磁気学などにおいて、様々な物理現象を表現・理解する上で欠かすことができない。本科目では、基礎数学演習で既習の基本的なベクトル演算に基づいて、スカラー場・ベクトル場におけるベクトル解析手法をしっかりと理解し、ベクトルを用いた物理現象の記述方法を身につけることを目的とする。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
ベクトル解析に関する基礎知識を身につける。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
ベクトル解析の手法を用いて実際の物理現象を表現・理解することができる能力を身につける。
③主体的な態度の観点
本科目で学んだことと、他科目(力学、材料力学、流体力学、電磁気学など)との関連を意識し、積極的に自習・復習をする。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 ベクトルの基礎
第2回 ベクトル演算(内積と外積)
第3回 ベクトル関数の微分
第4回 曲線
第5回 曲面
第6回 総括1(演習含)
第7回 平常試験
第8回 スカラー場の勾配
第9回 ベクトル場の発散と回転
第10回 ベクトル場の線積分
第11回 ベクトル場の面積分と体積積分
第12回 総括2(演習含)
第13回 ガウスの定理
第14回 ストークスの定理
第15回 総括3(演習含)授業時間外学習 / Expected work outside of class
1.数学基礎演習における基本的なベクトル演算の復習を行うこと。
2.数学を学ぶ(微分積分1・2)における微分・積分、偏微分・重積分の復習を行うこと。
3.参考書などの演習問題に取り組み、講義の復習を行うこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験による講義内容の理解度(中間テストを含む)と平常成績(出席状況・レポート等)に基づいて評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
基本的なベクトルの演算、定理を理解している。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
ベクトル解析の手法を用いて物理現象を記述・表現することができる。
③主体的な態度の観点
積極的に演習課題に取り組み、ベクトル解析の理解に努めている。
- 教科書
Textbooks 戸田盛和 ベクトル解析〔理工系の数学入門コース3〕 岩波書店 9784000298858
-
参考書
References H.P.スウ著、高野一夫訳 工学基礎演習シリーズ2 ベクトル解析 森北出版 978-4-627-93020-9
- フィードバックの方法
Feedback Method 演習課題・平常試験を実施し,受講生の出来に応じた解説を行います。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
毎回の講義終了時に受付を行うので、各自申し出てください。
- 備考
Other Comments 1.数学基礎演習におけるベクトル演算を理解していることが望ましい。
2.数学を学ぶ(微分積分1)における微分・積分を理解していることが望ましい。
3.数学を学ぶ(微分積分2)における偏微分・重積分を理解していることが望ましい。