- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - シ
- 時間割コード
Course Code - 62280
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 数値解法入門
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 2
- 担任者名
Instructor - 白藤 翔平
- 曜限
Day/Period - 木2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
現在ではものつくりにコンピューターは必要不可欠であり、当科目は機械基礎科目群に位置付けられる。コンピュータを用いて数値データを解析する場合の基礎と初歩的な応用問題の解法について説明する。まず、計算誤差、補間、数値積分などの基礎について講述する。次に工学的問題を解く方法として、連立1次方程式、非線形方程式などの方程式の解法、現象のシミュレーションに使用される基礎的な手法について、ロボット工学、人間工学、データサイエンスなどでの例題を交えながら講述する。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
コンピュータで計算する際の注意点を理解できる.
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
実験データ処理に必要な所作をコンピュータで行えるようになる.
③主体的な態度の観点
コンピュータシミュレーションに必要な事項について,他の科目での学習項目と結びつけて考えることが出来る.授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 計算機における数値の表現
第2回 誤差とノルム
第3回 非線形方程式の根1
第4回 非線形方程式の根2
第5回 連立一次方程式の解法1
第6回 連立一次方程式の解法2
第7回 連立一次方程式の解法3
第8回 連立一次方程式の解法4
第9回 関数近似:補間1
第10回 関数近似:補間2
第11回 数値積分と数値微分
第12回 常微分方程式の初期値問題1
第13回 常微分方程式の初期値問題2
第14回 演習と解説
第15回 理解度確認・総括授業時間外学習 / Expected work outside of class
テキストを読んで授業に望み、授業終了後は配布資料により、十分に復習すること。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
ミニッツペーパーなどでの平常点50%、筆記試験50%を目安とする。
履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
到達目標に挙げた①知識・技能の観点、②思考力・判断力・表現力等の能力の観点、③主体的な態度の観点、の3要素の達成度を総合的に評価する。具体的には、各回で取り上げた基本問題や概念についてきちんと理解できているかどうかを評価する。
- 教科書
Textbooks 高倉 葉子 数値計算の基礎―解法と誤差― コロナ社 978-4339060928
-
参考書
References 皆本 晃弥 よくわかる数値解析演習―誤答例・評価基準つき― 近代科学社 978-4764903111
吉田 年雄 数値解析の基礎・基本 牧野書店 978-4434067532
E.クライツィグ著、田村義保訳 数値解析(原書第8番) 培風館 978-4563011192
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー:詳細については、講義時に指示します。
- 備考
Other Comments