- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - シ
- 時間割コード
Course Code - 62174
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 基礎数学演習
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- GG1
- 担任者名
Instructor - 伊藤 健
- 曜限
Day/Period - 木3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
機械工学は、主としてものの運動を対象とするため、力学は必要不可欠な学問となる。一方、力学を含む物理学は、数学を用いて物理現象を表現し体系化してきた。すなわち、物理学を理解するには、表現手段である数学のもつ概念を理解することが必要となる。本科目は同学期に開講される数学を学ぶ1(微分積分)に関連した演習科目であるとともに、力学1に関わる数学の分野-微分・積分、微分方程式、ベクトル解析の基礎-を演習により理解・修得する。毎回の授業の前半ではベクトルに関する講義、後半はベクトルと微分積分に関する演習をそれぞれ行う。
到達目標 / Course Objectives
微分・積分、微分方程式、ベクトル等の概念を理解し、力学を含む物理学の表現手段として扱うための数学の修得を目標とする。具体的には以下の2点を到達目標とする。
1.1変数関数の微分および積分法の基本事項を理解し、微分および積分の演算が実行できること。
2.ベクトルに関する基本事項を理解し、ベクトルの演算が実行できること。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 ベクトル演習1(ベクトルの基礎1), 微分積分演習1(実数集合の基本概念と極限)
第2回 ベクトル演習2(ベクトルの基礎2), 微分積分演習2(微分法の基礎)
第3回 ベクトル演習3(ベクトルの基礎3), 微分積分演習3(合成関数の微分法)
第4回 ベクトル演習4(位置ベクトル), 微分積分演習4(指数関数, 対数関数の微分法)
第5回 ベクトル演習5(行列式、外積), 微分積分演習5(逆関数の微分法)
第6回 ベクトル演習6(空間曲線のパラメータ表示), 微分積分演習6(三角関数、逆三角関数の微分法)
第7回 小テスト (演習1~6)
第8回 ベクトル演習7(ベクトル方程式1), 微分積分演習7(高次導関数)
第9回 ベクトル演習8(ベクトル方程式2), 微分積分演習8(テイラー展開・マクローリン展開)
第10回 ベクトル演習9(ベクトル方程式3), 微分積分演習9(不定積分1)
第11回 ベクトル演習10(ベクトル関数1), 微分積分演習10(不定積分2)
第12回 ベクトル演習11(ベクトル関数2), 微分積分演習11(不定積分3)
第13回 ベクトル演習12(ベクトル関数3), 微分積分演習12(不定積分4)
第14回 小テスト (演習7~12)
第15回 演習のまとめ授業時間外学習 / Expected work outside of class
1.高校の数学Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,A,B, Cの復習を行うこと。
2.教科書や問題集の演習問題に自主的に取り組み、講義の復習を行うこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常成績で評価する。
授業中に行う小テスト(50%), 課題提出や出席などの平常点(50%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
力学を含む物理学の表現手段として扱うための数学の基礎事項が習得されているかどうか評価する。具体的には以下の2項目で評価を行う。
1.1変数関数の微分および積分法の基本事項を理解し、微分および積分の演算が実行できるかどうか評価する。
2.ベクトルに関する基本事項を理解し、ベクトルの演算が実行できるようか評価する。
- 教科書
Textbooks 石原繁・浅野重初 理工系の基礎 微分積分 増補版 裳華房 978-4-7853-1508-5
山口智実・松本亮介 演習 グラフィカル 物理数学 電気書院 978-4-485-30066-4
-
参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact
- 備考
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