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学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
62412
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
ディジタル回路基礎
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
1
担任者名
Instructor
伊藤 秀隆
曜限
Day/Period
水1
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

コンピュータをはじめとする様々なディジタル機器は「0」と「1」の二値に関する演算(論理演算)に基づいて動作する.本科目は基本的な論理演算とそれを行う回路(論理回路)に関する導入科目であり,論理演算の概念,論理式,論理回路図,および代表的な論理回路の動作原理と構成方法に関する基本事項を丁寧に学ぶ.取り扱う内容は,ディジタル機器の動作をイメージするための基礎になるとともに,大規模回路をコンピュータで設計するにあたっても身に付けておくべき知識である.

到達目標 / Course Objectives

1.初歩的な論理回路の読み取りと設計に必要な一連の作業ができる.
2.代表的な論理回路の構成・動作・応用例について説明できる.

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

 1.論理演算,真理値表,論理式
 2.ブール代数
 3.論理式の標準形
 4.論理式の簡単化
 5.MIL記法と正負論理
 6.論理回路の等価変換
 7.論理回路の電子回路的側面
 8.マルチプレクサとデマルチプレクサ
 9.エンコーダとデコーダ
10.加算器
11.補数による減算
12.算術論理演算ユニット
13.基本的なフリップフロップ1
14.基本的なフリップフロップ2
15.論理回路の階層的設計

授業時間外学習 / Expected work outside of class

講義内容の検証と再構成,問題演習,他の科目との関連付けなど,主体的な復習を心がけること.

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(90%以上)と演習(10%以下)により,講義内容の理解度と活用能力を評価する.

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

1.初歩的な論理回路の読み取りと設計に必要な一連の作業ができる.
2.代表的な論理回路の構成・動作・応用例について説明できる.

教科書
Textbooks

松下俊介  基礎からわかる論理回路(第2版)  森北出版  

参考書
References

浅川 毅  論理回路の設計  コロナ社  
浅井秀樹  ディジタル回路演習ノート  コロナ社  
亀山充隆  ディジタルコンピューティングシステム  朝倉書店  

フィードバックの方法
Feedback Method

提出課題等に関する解説を次回講義時に行う.

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワーについて:毎回の授業終了時等に受付を行いますので,各自申し出てください.

備考
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