2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
65028
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
科学技術英語1
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/1
3
担任者名
Instructor
上田 正人
曜限
Day/Period
火3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

英語で書かれた科学・技術に関する専門学術書ならびに海外専門雑誌のうちから解説・論文等を教材に講読する。そして、科学英語文献に対する読解力の向上をはかる。また、そのための語彙量の増加を図る。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
英語で記述された材料関連の専門用語の知識を増加させると共に解説・論文の内容を理解する能力を修得する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
材料学的知識も利用し,解説・論文に記述されている内容を詳細に説明する能力を修得する。
③主体的な態度の観点
アカデミック・専門的なリーディング活動のための,より発展的なリーディング能力をめざす。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

 専門分野の図書雑誌、論文から英語のテキストを使用する。テキストは担当教員ごとに教材を選定する。内容は材料の『構造』『物性』『プロセス』ならびにそれらの基礎となる科学など、材料工学全般にわたっている。演習の進め方はクラスにより若干異なるが、毎回数人にテキストを読ませ、次に日本語に訳させる。単なる日本語訳ではなく、専門的な意味の理解も必要とするため十分な予習が必要である。教員は文章の意味するところや文章の背景について専門的な解説を加える。また、この演習を通して専門用語を憶えることも目的の一つとしているため、毎回小テストを実施するクラスもある。
 第1週〜15週にわたって以下のような項目を主体に演習指導をする。
*英語による材料関係の情報を迅速に理解させる。
*英語の専門書ならびに学術雑誌を通読させ、専門用語を理解させる。
*内容の理解力を養うことを目的とする。
*準備した資料にしたがって英文を和訳し、正確に読める能力を養うことを目的とする。
*毎回の授業では、積極的に発表させることを基本とする。
*英語によって記述された材料工学の基本的な概念やトピックスを翻訳させ、その概要を理解して説明できるように指導する。
*講義は受講生全体を3クラス(教員3人)に配属し、輪読形式で行う。

授業時間外学習 / Expected work outside of class

必ず復習すること。講義中にアナウンスしたことについては必ず予習すること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
 各講義時間の発表、レポート、小テストなど平常点を加算して評価する。
 演習科目であるから出席は重視する。正当な理由のない欠席、遅刻および早退などは特に厳しく評価する。また予習を怠った者も減点の対象となる。近年、教員からの質問に対してまったく反応がないことが多い。このような理由から質問などに積極的に答えた者も成績評価に大きく加味される。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

到達目標の①(知識・技能)および②(思考力・判断力・表現力等の能力)の理解度,ならびに③(主体的な態度)の達成度について評価する。

教科書
Textbooks


 担当者ごとに毎年、選定する。

参考書
References

長崎誠三編  『金属用語集』  (日本金属学会)  
金属材料技術研究所編  『金属材料技術用語辞典』  (日刊工業新聞社)  
Michael  F.  Ashby,  David  R.  H.  Jones著  『Engineering  Materials  1,  An  Introduction  to  Their  Properties  and  Applications』  (Butterworth-Heinemann  Publishing)  
F.  D.  Richardson著  『Physical  Chemistry  of  Metals  in  Metallurgy」vol.  1』  (Academic  Press)  

フィードバックの方法
Feedback Method

講義終了後またはLMS,メールにて質問に対応する。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワー
e-mail  (m-ueda@kansai-u.ac.jp)で連絡して下さい。
その他
受講生への連絡は,関大LMS,個人伝言で行います。

備考
Other Comments

 4年生の特別研究に、また、大学院への進学に、さらには卒業後の職場においても、外国語による専門書の読解力がとくに強く要求されるので、しっかり学習することが望ましい。この意味では技術者としての生涯学習の基礎となる。また、授業で用いる教材だけでは内容および時間が限られるため、広く材料に関連した専門書講読も同時に自習することを薦める。
 学習・教育目標:G,  E