- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 環
- 時間割コード
Course Code - 64068
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 建築史演習
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/4
- 担任者名
Instructor - 藤田 勝也
- 曜限
Day/Period - 月2/月3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
演習(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
「日本建築史」、「都市と住宅の歴史」そして「西洋建築史」など、建築歴史系の授業で学び、習得した知識を踏まえ、文化財を含む歴史的な建造物の魅力をより深く理解し、その価値を自ら実感し、正しく評価し、世界に発信し得る能力を涵養するために、基礎的作業として、歴史的建造物の文献調査、実測の方法論を学び、建築細部のスケッチや用語の確認そして模型製作などに取り組む。
また歴史的建造物を実地に調査するとともに、国宝・重要文化財に指定されている建築文化財について、現地に赴き、周辺環境も含めて全体像を把握し、精査のうえその価値を専門的な視点から分析、理解する。到達目標 / Course Objectives
住宅、寺社、公共建築など多種多様な建造物についての演習課題を通して、歴史的建造物がもつ社会的・文化的価値を具体的により深く理解し、伝え、継承し、活用するための基礎的な方法ならび実践的な応用力を習得すること、そして歴史的建造物に関して建築史学にもとづく広範な知識を体得し、建築を通して歴史や伝統・文化に対する感性を磨くことが学習上の課題である。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
・フィールドワーク
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
建築の全体と細部(詳細図)のスケッチ、模型の製作、歴史的建造物・文化財の視察・現地調査などを、下記1〜5のテーマに則して行う。なお課題内容に応じて、発表会・講評(模型製作と現地視察・調査について)を行う。ただし4については現地関係者との日程調整が必要なため、順序は適宜入れ替えることがある。
1,オリエンテーション 全体の概要説明
2,建築の全体と細部のスケッチ 歴史的建造物の様式・技法・意匠を把握する
3,歴史的建造物の評価・調査方法を学ぶ
4,歴史的建造物・文化財の視察・調査―調査報告書の作成―
5,歴史的建造物の模型製作授業時間外学習 / Expected work outside of class
上記授業概要に記した科目の教科書や授業時に提供したpdf資料を参考に、歴史的建造物・文化財に関して全体像を再確認しておくこと。数多く実見し、体感することが、本演習にとって有意義である。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
「平常試験」とは、提出課題、受講態度、出席状況などを指す。
各々の割合はおおむね提出課題(60%)、出席状況や受講態度(40%)とする。
ただし、出席率が6割に満たない者は、不合格とする。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
本演習での学習内容を正しく理解しているかどうかを評価の基準とする。
- 教科書
Textbooks
授業時に指示します。
-
参考書
References 藤田勝也ほか編 『日本建築史』 (昭和堂)
日本建築学会編 『日本建築史図集 新訂版(もしくは新訂第二版)』 (彰国社)
課題ごとに参考図書を指示します。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
授業終了時および、藤田教員室の在室中に受け付けます。
何か連絡したい場合は、関大LMSではなく、下記メールアドレスあてに直接、連絡してください。
fujitama★kansai-u.ac.jp
「★」は「@」に置き換える。
- 備考
Other Comments 上記の授業概要にも記した通り、「建築史」に興味と関心をもつものを受講生として歓迎する。受講者は「日本建築史」(2回生、必修)の単位を取得済みであること。
課題の未提出あるいは提出期限を大幅に過ぎた場合、その課題についての時間すべてを欠席扱いとする。また遅刻2回をもって欠席1回として扱う。出席率が6割に満たない者は、すべての課題について採点しない(=不合格)。
なお、出席率を満たし、課題をすべて提出してさえいれば合格(60点以上)が保証される、というわけではないことに注意されたい。