- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 環
- 時間割コード
Course Code - 64143
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 確率モデル分析
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 兼清 泰明
- 曜限
Day/Period - 月3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
確率論は不確実性を伴う現象を記述するのに欠かせない数学ツールであり,その応用性は非常に広い.本講義では,確率論に関する数学的な記述法や解析法,実用上重要となるさまざまな統計量の計算手法の概要,そして確率論に立脚した数理モデルの基礎的概念を習得し,工学を中心としてリスク解析や経済学などの実用的な諸問題への応用法や事例を学ぶ.
到達目標 / Course Objectives
《①知識・技能の観点》
確率論に関連する基本的な知識の習得を行う.
《②思考力・判断力・表現力等の能力の観点》
工学やリスク解析への確率論の応用技術の習得を行う.
《③主体的な態度の観点》
不確実性を伴う現象に対して,確率論を駆使して数学的なモデリングを自ら行うことのできる技量を身につける.授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
《第1回~第2回》
講義全体の概要説明,確率の考え方,確率の数学的記述法,確率空間
《第3回~第7回》
確率変数と確率分布,期待値・分散・統計的モーメント,主な確率分布とその性質,多変量確率変数,統計的相関,確率変数の独立性と統計的相関,特性関数の活用,条件付き確率
《第8回》
第1回理解度確認試験
《第9回》
主な確率分布とその性質(続)
《第10回~第14回》
確率過程と確率モデル,確率論・統計的手法の実用的応用
《第15回》
全体のまとめと第2回理解度確認試験
(注1)第1回理解度確認試験の実施日は授業の進行状況に応じて変更する可能性がある
(注2)授業の進行状況に応じて,取り扱う内容の追加や削減を行うことがある.
(注3)第10回〜第14回では,必要に応じて,第9回までの内容に関する復習を取り入れる場合がある.
授業時間外学習 / Expected work outside of class
講義内容に関する理解度を確認するためのレポート課題または自宅学習用の問題演習課題を1〜2回程度課す予定である.
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
講義中に実施する理解度確認試験(筆記試験,2回を予定)を約90%,平常成績(レポート課題など)を約10%として総合評価を行う.最終的な比率は課題の分量などにより調整する.なお,理解度確認試験については終了後に結果の講評などを含むフィードバックを行う予定である.詳細については講義時に通知する.基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
総合評価における総点の60%以上を合格とする.
- 教科書
Textbooks
教科書は使用しないが,必要となるテキストや資料は適宜配布する
-
参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact
- 備考
Other Comments 学習・教育目標:◎(A),○(E)
オフィスアワー: hiro.t.k@kansai-u.ac.jp宛にメールで申し出ること
「応用解析学」を履修していることが望ましい.