2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
62153
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
情報処理演習
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
浅野 大雅
曜限
Day/Period
木3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

演習(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

現代において計算物理学(コンピュータ物理学)は、実験物理学・理論物理学と並ぶ第三の物理学である。
しかしながら計算物理学では、物理学についての理解だけではなく、数値計算を実行するためプログラム言語を使える必要があり、学生にとっては難易度が高い。
本講義は、プログラム言語を用いない計算物理学入門であり、実験で得たデータの解析の仕方を学ぶ授業である。

到達目標 / Course Objectives

①  知識・技能の観点
(a)  Wordを用いて物理の答案を作成できる。
(b)  Excelを用いて表・グラフの作成,  データの解析ができる。
(c)  微分方程式の数値解法が理解できる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
課題・レポートで科学的考察を適切に記述できる。
③  主体的な態度の観点
自らの学習を振り返り、適切な改善点を挙げることができる。

授業手法 / Teaching Methods

・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  Wordを用いた提出物の書き方1
第2回  Wordを用いた提出物の書き方2
第3回  Wordを用いた提出物の書き方3
第4回  Excelを用いた表作成1
第5回  Excelを用いた表作成2
第6回  Excelを用いた統計1
第7回  Excelを用いた統計2
第8回  Excelを用いたグラフ作成1
第9回  Excelを用いたグラフ作成2
第10回  Taylor展開と数値計算
第11回  微分方程式の初期値問題1
第12回  微分方程式の初期値問題2
第13回  微分方程式の初期値問題3
第14回  微分方程式の境界値問題1
第15回  微分方程式の境界値問題2

授業時間外学習 / Expected work outside of class

力学・電磁気学と微分・積分の基礎知識を前提とする。
週1回の演習だけでは課題・レポートの提出は難しいので、空いている時間を有効に使うこと。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
課題・レポート(100%)

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①  知識・技能の観点
課題・レポート
②  思考力・判断力・表現力等の能力の観点
課題・提出レポートの内容

教科書
Textbooks

John  R.  Taylor  計測における誤差解析入門  東京化学同人  978-4807905218

参考書
References

柳井晴夫,  田栗正章,  藤越康祝,  C.  R.  ラオ  やさしい統計入門  講談社  978-4062575577
前野昌弘  よくわかる初等力学  東京図書  978-4489021497
前野昌弘  よくわかる電磁気学  東京図書  978-4489020711

フィードバックの方法
Feedback Method

提出物の全体的な傾向をコメントする。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

授業の前後に対応する。

備考
Other Comments

1回目の授業開始前に、関西大学のIDとパスワードを確認すること。
データの保存のために、USBメモリーは必須です。また、提出課題が複数ページになる場合は、ハリナックスプレスなどの針なしのホッチキスで綴じてください。