- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - シ
- 時間割コード
Course Code - 62387
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 特別研究2
(電気機器研究室) - 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/3
- 担任者名
Instructor - 大橋 俊介/近藤 健一
- 曜限
Day/Period - 他
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
その他
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
本研究室では電気機器を中心として、電磁力や超電導を応用したシステムについて研究を行う。具体的には電気自動車、リニアドライブ、超電導応用、磁気浮上に関する実験・解析を行う。またさらに地球温暖化問題に対処するために、環境対応型発電システムの研究、電力系統の運用柔軟化に向けた研究を行う。
電磁・超電導現象を扱うシステムを対象とした解析計算は事象を理想化したモデルで行うため、実際に実験を行うと様々な現象、想定外のことが起こる。本研究室では実際に製作した装置により実験を行い、詳細な数値シミュレーションによる解析結果を比較検討することでより、システムのより正確なモデル化、最適化、またより高いポテンシャルを持つ新システムの提案を行う。到達目標 / Course Objectives
研究に対する基本的な手法を身につける。また、論文をまとめる、成果を発表する能力を身につけることを目標とする。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・課題探究(プロジェクト学習、課題解決型学習、ケーススタディ等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1 磁気浮上・リニアモータ
側壁式電磁誘導システムの浮上特性
二相磁気浮上搬送装置の浮上推進制御
2 超電導応用
高温超電導-永久磁石ハイブリッド磁気軸受の最適設計
超高速型高温超電導磁気ベアリングの共振現象の解明
高温超電導を用いた非接触搬送システム
超電導磁気浮上鉄道(JRマグレブ)の過渡現象解析
超電導磁気浮上鉄道(JRマグレブ)の走行安定性向上に関する研究
3 パワーエレクトロニクス
非接触給電装置における変換器および給電コイルの最適化
振動型リニア発電装置の最適化
熱電素子を用いたエコロジー発電
電源回路を用いた電力系統高調波の低減
電源回路を用いた電力系統周波数制御
4 電気自動車
汎用型電気自動車の設計
電気自動車における回生エネルギー制御授業時間外学習 / Expected work outside of class
できるだけ研究室に来て研究すること
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
毎週実施するセミナーの出席と研究経過の報告,卒業論文とその発表によって評価する.基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
卒業研究として論文としてまとめ、成果発表をできることが基準となる。
- 教科書
Textbooks
-
参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact
- 備考
Other Comments 特別研究は、学生各人が、主体的に取り組んで先端的研究を進める重要な科目です。したがって、意欲的に取り組めば取り組むほど大きな成果をあげることができます。特別研究を通して研究の大変さと喜びを味わいつつ技術者としての基礎を形成することを期待します。