2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
65153
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
機器分析演習2
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
4
担任者名
Instructor
矢島 辰雄/河村 暁文
曜限
Day/Period
火3
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

演習(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

現在、機器分析法は化学の基礎および応用研究において欠くことの出来ない方法となっている。分析装置の著しい進歩により高感度・高分解能分析が可能になり、ナノモル以下の極微量試料でも、化学物質の構造決定ならびに定量が可能となり、化学の発展に著しい進歩をもたらした。本演習では、機器分析演習1に引き続き、化学の研究において欠くことの出来ない機器分析法の中から、さらに分離分析、X線分析、その他ライフサイエンス分野で必要な分析手法を選び、それらの分析法の基礎と原理を学ぶ。

到達目標 / Course Objectives

機器分析演習1を復習したうえで、機器分析演習1で学習しなかった機器分析法について、測定原理を学び、化学実験を行う上でどのような機器分析法があり、どのように利用することができるかを修得することを到達目標とする。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

1  NMR,  IR,  MSを用いた総合演習1(矢島担当)
2  NMR,  IR,  MSを用いた総合演習2(矢島担当)
3  二次元NMRの原理と演習(矢島担当)
4  X線を利用した分析法の原理と測定法1(矢島担当)
5  X線を利用した分析法の原理と測定法2(矢島担当)
6  X線を利用した分析法の原理と測定法3(矢島担当)
7  種々の分析法を用いた総合演習(矢島担当)
8  円二色性スペクトルの原理(河村担当)
9  顕微鏡の原理と生体試料の観察(河村担当)
10  透過型電子顕微鏡と走査型電子顕微鏡(河村担当)
11  走査型プローブ顕微鏡(河村担当)
12  クロマトグラフィーの原理(河村担当)
13  ガスクロマトグラフィーと高速液体クロマトグラフィー(河村担当)
14  サイズ排除クロマトグラフィー(河村担当)
15  講義の総括および到達度の確認(矢島・河村担当)

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業資料、教科書、ノート等を読み返し、理解が不十分な箇所に関しては各自参考書を調べるなどして復習をすること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
授業中の演習および筆記による学力確認テストの成績で評価する。履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

講義で学習した内容の理解に関する到達度を評価する。

教科書
Textbooks

授業時に指示する  

参考書
References

日本化学会  実験化学講座  丸善  
前田耕治 他  機器分析ハンドブック2 高分子・分離分析編  化学同人  
原 昭二 他  クロマトグラフィー分離システム、考え方、選び方  丸善  
P.W.Atkins、千原、中村訳  アトキンス物理化学第6版・下  東京化学同人  
庄野利之、脇田久伸 編著  入門機器分析化学  三共出版  
田中 稔 他  分析化学概論  丸善  
小川雅弥 他  機器分析のてびき 1-3およびデータ集  化学同人  

フィードバックの方法
Feedback Method

講義終了後または関大LMSにて各講師が質問に対応する。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

授業に関する問い合わせはメール(矢島:  t.yajima@kansai-u.ac.jp及び、河村:  akifumi@kansai-u.ac.jp)又は関大LMSメッセージ機能で連絡してください。

LMS、メールでの連絡に関する注意点
 連絡をするときは、必ず、「宛先の教員名、自分の学籍番号、名前、講義名(機器分析演習2)」を明記すること。

備考
Other Comments

オフィスアワー:随時

成績評価⽅法・授業形式が変更になった場合は、インフォメーション「講義連絡」およびLMSメッセージ機能にてお知らせします。