- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - シ
- 時間割コード
Course Code - 62494
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - コンピュータグラフィックス
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 松島 恭治
- 曜限
Day/Period - 金4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
コンピュータグラフィックス(CG)は今や我々の生活の隅々まで入り込んでいる.映像メディアやゲームにはCGがあふれ,設計製図やデザインにもCGが用いられている.いわゆる3Dと呼ばれるCG以外にも,コンピュータで描いた絵や画像は3次元2次元を問わずコンピュータグラフィックスである.本講義では,まずコンピュータで画像を取り扱う基礎を学び,2次元の線画を描くことから始めて3次元モデルの取り扱いやその簡単なレンダリングにいたるまでをカバーする.
到達目標 / Course Objectives
(1) 2次元グラフィックスの原理と基本的な図形描画手法の習得
(2) 3次元グラフィックスの原理の理解と手法の習得
(3) 基本的なグラフィックス作成技術の習得授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による課題プログラムの作成と教員によるその点検
・学生によるCG作品の作成
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
本講義では,単なる講義だけではなく積極的に演習を行う.演習では,受講生はC言語プログラミングを用いて実際にコンピュータで絵を描くことを試みる.そのため受講生は最低限,電気電子情報工学科の「基礎プログラミング」科目レベルのプログラミング能力が必要である.最終レポートでは,受講生は自分でプログラムして制作したCG作品を提出しなければならない.
1. コンピュータグラフィックスの概要
2. コンピュータによる画像の表現
3. 円と四角形の塗りつぶし
4. 直線の描画
5. ウィンドウとディスプレイ
6. 2次元座標と3次元座標
7. 座標変換
8. 物体形状の表現(1)
9. 物体形状の表現(2)
10. OpenGLの基礎
11. OpenGLによるモデリング
12. シェーディング
13. 隠面消去
14. 材質と表面属性
15. CG作品の制作授業時間外学習 / Expected work outside of class
演習課題を出題するので,授業時間内に完成しなかった課題は時間外学習で完成することが望ましい.
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
レポート・出席10%,中間試験・中間作品30%,修了作品30%,定期試験30%基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
2次元および3次元CGの原理に関する理解とプログラミングを通じたその作成能力を評価する.
①知識・技能の観点
・中間テストと期末テスト
・毎回のレポート
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・CG中間作品と修了作品
- 教科書
Textbooks
教科書を指定せず,オンラインで配布する資料を中心とした授業を行うが,必要に応じて下記の参考書を参照する場合がある.
-
参考書
References コンピュータグラフィックス [改訂新版] 画像情報教育振興協会 978-4903474496
千葉則茂・土井章男 3次元CGの基礎と応用 サイエンス社
伊藤貴之 CGとビジュアルコンピューティング入門 サイエンス社
中前栄太郎・西田友是 3次元コンピュータグラフィックス 昭晃堂
林武文・加藤清敬 OpenGLによる3次元CGプログラミング コロナ社
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
授業時間中の演習パートで質問を受け付けます.
LMS
コース内に設置した質問掲示板で質問を受け付けます.
メールアドレス
matsu[at]kansai-u.ac.jp
※[at]を「@」記号に置き換えてください.
- 備考
Other Comments 本講義は電気電子情報工学科の「基礎プログラミング」レベルのC言語プログラミング技術を完全に習得していることを前提としている.