2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
62357
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
電磁気学1
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
2
担任者名
Instructor
北村 敏明
曜限
Day/Period
金4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

電磁気学においては、電気現象と磁気現象を扱う。これらは互いに密接に関係しているが、電磁気学1においては、その相互作用が無視できる静電場について学習する。まず、電気現象の元となる電荷、およびクーロンの法則について説明を行う。次に、様々な場合の電場ならびにガウスの法則について学ぶとともに、電位の求め方について理解を深める。そして、電気回路で馴染みのあるキャパシタ等の事柄について、物理的な解釈を含めて理解できるようにする。本講義においては、演習問題を多く取り上げ、内容の理解を深めることができるように努める。

到達目標 / Course Objectives

1.基本的な電場に関する知識を習得する。
a)クーロンの法則および電荷が電場から受ける力について理解する。
b)  様々な形状の電荷からの電場を積分によって求める方法について知る。
c)様々な形状の電荷から簡易に電場をもとめるガウスの法則について理解する。
d)  電位計算について理解する。
e)  電気容量について単純な形や絶縁体を挿入した場合について計算できる。
2.様々な静電気分野の問題に触れ、複雑な応用問題への解答方針を立てられる。
3.静電気分野の数値計算の基礎を理解する。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

第1回  クーロンの法則
第2回  電荷の性質
第3回  クーロンの法則の応用
第4回  点電荷による電場
第5回  連続的な電荷分布による電場
第6回  静電場
第7回  ガウスの法則
第8回  ガウスの法則の応用
第9回  点電荷による電位
第10回  連続的な電荷分布による電位
第11回  電気ポテンシャルエネルギー
第12回  電気容量
第13回  誘電体
第14回  キャパシタ
第15回  講義のまとめ、到達度の確認、講評

授業時間外学習 / Expected work outside of class

シラバスで指定している教科書や参考書の範囲を読み、内容を把握できるように予習すること。 
授業中解説した演習問題等は、きちんと復習して、自分でできるようにしておくこと。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
到達度の確認(70%)、平常成績(30%)履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

電気現象を表す基本法則を正しく理解し、様々な場合について、電荷に働く力、電場、電位、電気容量、電気ポテンシャルエネルギー等を求めることができるかどうかを評価する。

教科書
Textbooks

ハリディ、レスニック、ウォーカー共著、野崎光昭監修  『物理学の基礎3 電磁気学』  (培風館)  

参考書
References

渡辺征夫、青柳晃共著  『工科の物理 電磁気学』  (培風館)  
小柴正則  『基礎からの電磁気学』  (培風館)  
熊谷信昭  『電磁理論』  (コロナ社)  
佐藤和紀、大山龍一郎、上瀧實、春名勝次、金井徳兼、高畠信也共著  『基礎がわかる電磁気学』  (朝倉書店)  

フィードバックの方法
Feedback Method

演習問題の答え合わせは授業中に行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

オフィスアワーについては毎回の授業終了時に受け付ける。

備考
Other Comments