- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 62346
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 知的財産権法
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 1
- 担任者名
Instructor - 古谷 栄男/多田 裕司
- 曜限
Day/Period - 土2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
企画・開発者、設計者、研究者の業務の中で、どのようにして特許をとって特許を使うのか、どのように他社特許に注意するのかを学びます。大企業・ベンチャー企業の特許を出願し活用してきた弁理士としての経験をふまえて、皆さんが各企業や研究機関で実務に対応できるように、基本的な内容を講義します。
私自身が理系の出身ですので、理系の学生がわかりやすく特許法を学ぶための工夫を意識しています。基礎的な事項から学びますので、特許法の知識は不要です。講義の最初に雑談を行うことがあります。
毎回の授業にて実施する小テストは、サブノートや教科書を参照しながら解いてください。
到達目標 / Course Objectives
①将来、発明を行ったときに、特許が取得できるかどうかを判断できるようにする
②特許権の権利範囲を判断できるようにする
③他社の特許権を回避して設計する能力を付ける
④説得的な説明ができる能力を身につける授業手法 / Teaching Methods
・サブノートへの記入による講義です
毎回、小テストによって理解度を確認できるようにしています
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
サブノートを授業開始前にLMSにアップしますので、指定の教科書を参照しながら、毎回、予習をして、サブノートの質問に答えておくと、興味を持って学ぶことができます。
第1回
知的財産を学ぶ必要性
特許制度の概要
第2回
何が特許になるのか(発明・新規性)、択一問題の解き方
第3回
何が特許になるのか(進歩性)・特許権の効力
第4回
差止請求権・損害賠償請求権
第5回
特許権の効力(技術的範囲)
第6回
特許権の効力(特許の消尽)
第7回
出願から登録まで、趣旨を問う問題の考え方
第8回
特別講演
第9回
出願から登録まで(その2)
趣旨を問う問題の考え方
第10回
無効審判
情報提供
第11回
特許要件(その2)、間接侵害
第12回
均等侵害
事例問題の考え方
第13回
基本特許と改良特許、補償金請求権
第14回
演習問題授業時間外学習 / Expected work outside of class
サブノートを授業開始前にLMSにアップしますので、指定の教科書を参照しながら、毎回、予習をして、サブノートの質問に答えておくと、興味を持って学ぶことができます。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
定期試験(筆記)の成績、小テストの成績で総合評価します。小テストは、毎回の授業の最後(最初に実施することもあります)に実施します。
①小テストは合計50点程度の配点とし、原則毎回の授業内で実施します。
②定期テストは90点の配点とします。
③定期テストを受験しており、かつ、小テストと定期テストの合計得点(素点)が、60点以上の場合に単位を認定します。秀・優・良・可の判定は、クラス内の最高得点者を100とした相対値によって決定します。つまり、単位認定は絶対点、成績は相対点として決定します。
④毎回の授業の最後に行う小テストが、単位認定のための事前の救済措置になっています(50点の加点対象となっています)。レポートなどによる事後の救済措置はありませんので、小テストで得点をとることを推奨します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
定期テストを受験しており、かつ、小テスト、定期テストの合計得点(素点)が、60点以上の場合に単位を認定します。秀・優・良・可の判定は、クラス内の最高得点者を100とした相対値によって決定します。つまり、単位認定は絶対点、成績は相対点として決定します。
毎回の授業の最後に行う小テストが、単位認定のための事前の救済措置になっています(40点の加点対象となっています)。レポートなどによる事後の救済措置はありませんので、小テストで得点をとることを推奨します。
- 教科書
Textbooks 古谷栄男 理工系のための実践特許法 (第3版) 共立出版 予習ないし授業において必要です。
上記教科書に準拠したサブノートを配布します。
-
参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact LMSのメッセーにて連絡してください
- 備考
Other Comments 弁理士としての実務経験を有する科目担当者が、技術者・開発者として活躍するために知っておくべき知的財産の活用法を身につけるための授業を行う科目です。詳細は授業概要・授業計画欄を参照ください。