- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 環
- 時間割コード
Course Code - 64209
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - ユニットオペレーション1
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 山本 秀樹
- 曜限
Day/Period - 火2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
化学工学の基礎分野の一つである、単位操作(ユニットオペレーション)で重要な流動と伝熱に重点をおいて、わかりやすく解説、講述する。化学装置やプラントの設計に不可欠な基礎事項であることから、化学工学の専門知識の習得とそれらを問題決定に利用できる能力の育成を中心に講義する。レポートを提出させたり、授業中に小テストを行ったり、中間試験を利用して理解を深めるように努める。具体的な講義内容について以下に示す。
到達目標 / Course Objectives
この講義の目標は、化学工学における単位操作の基礎となる、流動・伝熱について理論・計算が十分でき、実際のプラント設計の基礎を修得する。
授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
1化学工学の基礎:図表と数値の取扱い
2単位と次元:絶対単位、重力単位、工学単位系と国際単位系、次元解析
3質量保存と物質収支:連続の式とその応用
4エネルギー保存とエネルギー収支:ベルヌイの式、熱収支
5流体の流れ:ニュートン流体、非ニュートン流体、レイノルズ数、ニュートンの粘性の法則
6流れの性質:層流と乱流
7流速分布:対数法則と指数法則
8管路における損失:ハーゲン-ポアズイユの式とファニングの式
9伝導伝熱:フーリエ式と熱伝導度
10対流伝熱:境膜伝熱係数と総括伝熱係数
11放射伝熱:プランクの法則とステファン-ボルツマンの法則
12相変化を伴う対流伝熱:凝縮と沸騰
13総合演習I
14総合演習II
15総合試験授業時間外学習 / Expected work outside of class
課題として、種々の化学プラントから、1つを選んで調査し、その原理、操作、性能評価についてレポートする。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常試験の結果を70%と演習・レポートおよび平常点を30%として評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
総合点60点以上を合格点とする。
- 教科書
Textbooks 疋田晴夫 『化学工学通論1』 (朝倉書店)
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参考書
References 化学工学会編 『技術者のための化学工学の基礎と実践』 (アグネス承風社)
化学工学教育研究会 『新しい化学工学演習』 (産業図書)
藤田重文 『化学工学演習』 (東京化学同人)
亀井三郎 『化学機械の理論と計算』 (産業図書)
- フィードバックの方法
Feedback Method メールにて確認する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact メールにて確認する
- 備考
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