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学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
65247
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
生物学1
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
岩木 宏明
曜限
Day/Period
水1
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

生物学Iは、生命・生物工学科で必要となる生物学および生化学の基礎知識を習得し、高校生物と大学の専門課程をつなぐ橋渡しを目的とする。高校で生物を学習していない学生でも理解できるよう、予備知識を前提としない解説を行い、理解を深めるための演習を取り入れる。

到達目標 / Course Objectives

①  知識・技能の観点
・生命・生物工学科の学習に必要な生物学・生化学の基礎知識を習得し、それを説明できる。
・基本的な生物学的概念や用語を正確に理解し、活用する能力を身につける。
②  思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・生物学・生化学の基礎知識を応用し、課題や演習を通じて論理的に考え、問題を解決する力を養う。
③  主体的な態度の観点
・自ら学びを深める姿勢を養い、演習や課題への積極的な取り組みを通じて主体性を発揮する。
・学習を振り返り、理解を補完するために必要な行動を計画・実行できる。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

1.生物学とは
2.細胞の発見と細胞説 
3.細胞を構成する物質(1)総論
4.細胞を構成する物質(2)タンパク質
5.細胞を構成する物質(3)糖
6.細胞を構成する物質(4)核酸
7.細胞を構成する物質(5)脂質
8.    真核細胞と原核細胞
9.細胞の構造(1)原核細胞
10.細胞の構造(2)真核細胞(動物細胞、植物細胞、原生生物の細胞、菌類の細胞)
11.細胞小器官の構造と働き(1)核、リボソーム、内膜系
12.細胞小器官の構造と働き(2)ミトコンドリア、葉緑体など
13.遺伝子
14.細胞の増殖   
15.講義のまとめ、到達度の確認、講評

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業資料を読み返し、授業内容の理解に努めるよう復習をすること。必要に応じ、参考書等を活用し、学習を進めること。
授業中に課題が出された場合は、次週の授業までに取り組んでおくこと。
十分に理解できている人は、生化学や有機化学の教科書・参考書等を用い、さらに学習を進めること。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)と平常成績で総合評価する。
講義内容に対する理解度(到達度の確認:80%、小テスト:20%)で評価する。

履修者数が多数になった場合には、成績評価方法の「到達度確認」を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①  知識・技能の観点
小テストや到達度確認試験における知識に関する問題の結果を基に評価する。
②  思考力・判断力・表現力等の能力の観点
小テストや到達度確認試験における思考力や判断力に関する問題の結果を基に評価する。
③  主体的な態度の観点
小テストへの取り組み状況や、小テストの結果を到達度確認試験の解答にどのように反映できているかを評価する。また、小テストの復習や追加の自主学習を通じて、理解を深める姿勢や学習内容の定着に努めることも重要である。

教科書
Textbooks

使用せず、必要な資料を配付する。    

参考書
References

高校生物教科書・参考書  
池内  昌彦、伊藤  元己、箸本  春樹(翻訳)  キャンベル生物学  原書11版  丸善出版  4621302760
池内  昌彦、伊藤  元己、箸本  春樹(翻訳)  エッセンシャル  キャンベル生物学  原書6版  丸善出版  4621300997
P.レーヴン,G.ジョンソン,J.ロソス,S.シンガー  著、  R/J  Biology  翻訳委員会  監訳   レーヴン/ジョンソン 生物学  [上]  培風館  4563077968
生化学教科書全般  

ここに挙げた参考書に限定せず、個人の習熟度に応じた参考書を選び、学習を進めることが望ましい。

フィードバックの方法
Feedback Method

資料中の問の解答・解説は授業内で行う。
小テストは翌週返却し解答・解説を行う。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

○オフィスアワー
授業後に対応する
○その他
関大LMSの「メッセージ」機能で連絡して下さい。ただし返信には時間を要する場合があります。

備考
Other Comments

欠席届の提出方法
・通常の授業回:欠席届の提出は不要とする。
・小テスト実施回:やむを得ない事情で欠席する場合、登校可能になり次第、授業支援ステーションで欠席届を発行すること。ただし、小テストの追試は行わない。
欠席届はスキャンまたは写真撮影し、関大LMSのメッセージ機能を通じて送信する。原本の提出は不要である。必要に応じて提示できるように保管しておくこと。なお、欠席届が発行されない場合、特別な配慮は行わない。

事前の準備について
本講義は高等学校の化学の知識(特に分子間相互作用と有機化学)を前提としており、習熟度が低い場合は、事前に復習しておくことが望ましい。