- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 環
- 時間割コード
Course Code - 64001
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 図学
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 橋寺 知子
- 曜限
Day/Period - 月4
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
建築に携わる者にとって、紙上に描かれた建築図面は、コミュニケーションの重要な手段である。正確な図を効果的な技法を使って描く技術は、建築製図や設計に欠かせない。
図学を学ぶ目的は、3次元の立体図形を、2次元の平面つまり紙上に正確に描く技術の習得である。 この科目は、講義だけでなく、演習(練習問題や課題)が含まれる。単なる理論や技術の習得だけでなく、原理を理解し、それを意識しながら作図することで、3次元の空間を正しくイメージできる能力を身につける。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・3次元の立体を2次元の図として正しく描く技術を得る。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・目的に応じて投象を選択し、うまく表現できる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 ガイダンス(講義の目的、用意する道具)
第2回 「投象」について、基本的な作図方法
第3回 正投象(1)
第4回 正投象(2)
第5回 正投象(3)
第6回 正投象(4)
第7回 正投象(5)
第8回 軸測投象(1)
第9回 軸測投象(2)
第10回 斜投象
第11回 透視投象(1)
第12回 透視投象(2)
第13回 透視投象(3)
第14回 透視図(パース)の作成+投象の復習
第15回 講義のまとめ、到達度の確認、講評授業時間外学習 / Expected work outside of class
・授業前に、教科書を一読しておくことが望ましい。
・授業時に各時間の内容に関連した演習問題、応用問題等を配付する。次週までに各自で取り組み、理論と技法を確実に理解しておくこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、到達度の確認(筆記による学力確認)で評価する。
授業内容に応じた演習問題や応用問題としての作図課題の提出(30%)、到達度の確認(筆記による学力確認)(70%)履修者数が多数になった場合には、成績評価方法を「定期試験(16週目)」に変更することがあります。
成績評価方法が変更になった場合は、インフォメーションシステム等で連絡します。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
①知識・技能の観点
・授業中の演習問題
・最終の到達度の確認(筆記による学力確認)
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・作図課題(正確さ、完成度、表現の的確さで評価する)
- 教科書
Textbooks 阿部浩和、榊愛、鈴木広隆、橋寺知子、安福健祐 『実用図学』 (共立出版) 4320114329
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参考書
References 図研究会 『図3 建築の図形表現』 (東海大学出版会)
日本図学会編 『図形科学ハンドブック』 (森北出版)
佐藤平 『建築図学』 (理工学社)
面出和子、齋藤綾、佐藤紀子、穂田夕子 『遠近法と絵画』 (美術出版社)
- フィードバックの方法
Feedback Method ・関大LMSを使って、練習問題の解答を掲載し、解説する。
・提出物は、採点後、返却する。
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact オフィスアワー
授業の前後に対応する。
関大LMS
関大LMSの「メッセージ」機能で連絡してください。
- 備考
Other Comments ・図学は建築図面の読み書きの基本であり、建築図法、建築CAD演習1・2、建築設計製図等は、特に関連が深い科目である。
・三角定規やコンパス等の基本的な製図用具が必要である。これらは建築図法や建築設計製図でも使用する。詳細については、第1回ガイダンス時に説明する。