- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - シ/環/化
- 時間割コード
Course Code - 60120
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 物理学実験
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/1
- B 1
- 担任者名
Instructor - 山口 雅弘/小早川 亮/中田 祥之/筒井 和幸
- 曜限
Day/Period - 水4/水5
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
実験・実習・製図(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
力学と電磁気学の基本法則について実験を行う。自然界の現象とその法則性を実験によって体験することでそれらについての理解を深める。法則を実証する方法、測定器具の扱い方、表計算ソフトによるデータ処理方法について学習する。自分の行った実験内容をプレゼンテーションするための技術やレポートの書き方についても習得する。
到達目標 / Course Objectives
・力学と電磁気学の基本法則に関する実験を通した理解
・物理量を測定するための測定器具の扱い方の習熟
・表計算ソフトを用いたデータ処理の方法、レポート作成技術の習得
・プレゼンテーション技術の習得授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第一回目にガイダンスを行い、実験の進め方、測定機器の取り扱い方、データ処理法、レポートの作成法等について説明する。
実験テーマ
力学系
1.力のつり合い
3方向の力のつり合い、壁に立てかけられた棒に作用する力のつり合いの測定
2.運動の第2法則
台車に加えた力と生じた加速度の関係から第2法則を検証
3.空気中の運動
空気中を落下する物体に速度に比例する抵抗がはたらくと考えて比例定数を推定
4.ばね振り子の運動
フックの法則からばね定数、単振動の周期の測定
5.ジュール熱と水の比熱
抵抗線に電流を流したときに発生するジュール熱で水を加熱し、温度変化を測定
電磁気学系
6.等電位線と電気力線
電気力線と等価な電流がつくる等電位線をデジタルテスターで測定
7.コンデンサーの容量
充電電流の変化の測定と理論結果との比較
8.オームの法則
導線・抵抗・導電紙・電球の電圧・電流測定
9.直線電流がつくる磁界
地磁気の水平成分と比較しながら電流がつくる磁界の大きさを測定授業時間外学習 / Expected work outside of class
実験前にすべきこと
実験は事前に下調べをすることが大切である。実験書をしっかりと読んで実験内容を十分理解し、毎回実験の下調べをした予習ノートを作成して実験に臨むこと。特に、何を確かめようとしているのかを明確にしておく。
実験後にすべきこと
・プレゼンテーションに関しては、各班ごとに実験の目的、原理、方法、結果、考察をまとめ、分担して10分程度でその内容を発表する。発表には原則としてパワーポイントを用いる。
・レポートに関しては、ワードを用いて目的、原理、実験方法、結果、考察、感想の順にまとめる。エクセル等で作成した表やグラフ,図には番号を付けて適切な位置に入れておく。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
レポート課題(60%)、プレゼンテーション(10%)、実験・発表等に取り組む姿勢(30%)によって評価する。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
目的を達成するために器具を正しく扱うことができるか、得られたデータを表計算ソフトで処理できるか、得られたグラフを読み解くことができるか、結果を正確に報告できるかを評価する。
- 教科書
Textbooks 岩田順敬、淺川誠、大政義典、藤井和成 共著 『理工系の基礎物理学実験』 (学術図書出版社)
-
参考書
References
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 担当・宛先:筒井和幸
授業についての問い合わせは、関大LMSのメッセージ機能で連絡してください。
- 備考
Other Comments 実験・講義は対面式で行います。