- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 社
- 時間割コード
Course Code - 50852
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 入門メディア研究2
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/2
- 担任者名
Instructor - 永冨 真梨/水越 伸/齊藤 潤一/三浦 文夫/山本 高史/劉 雪雁/吉岡 至/松下 慶太/守 如子/村田 麻里子/伊吹 勇亮/林 東佑/松山 秀明/溝口 佑爾
- 曜限
Day/Period - 他
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(オンデマンド配信型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
「入門メディア研究2」は、オンデマンド型で開講する。各回の授業コンテンツのURL(リンク情報)は、原則として毎週木曜日にLMSにおいて公開する。
この授業は、履修者がメディア専攻の核をなすメディア研究の全体像を学ぶことをねらいとしている。春学期の「入門メディア研究1」は、メディア専攻の専任スタッフがそれぞれの専門領域を紹介することで、履修者がメディア専攻のカバーエリアに関する「学問的地図」を手に入れることを目的としていた。本授業はそれを踏まえつつ、履修者がメディア研究の理論、方法論、メディアの歴史や表現と実践の展開など、メディア研究に取り組むために必要な知恵と技法を提供する。
授業の流れは、メディア研究とはいかなる領域かを俯瞰したあと、メディアの歴史、メディア研究の理論を論じ、さらにメディア研究に取り組むためのパースペクティブ(メディア研究的なものごとのとらえ方と方法論)を提示する。そのうえで、具体的なメディア表現や実践のありようを紹介し、最後にまとめをおこなう。
なお、この授業はメディア専攻の学生にとっては必修科目であるため、条件なしで履修登録するが、他専攻の学生には下記の備考欄に書いたような条件を課すので注意をしてほしい。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
1990年代に、従来のマス・コミュニケーション論、ジャーナリズム論、記号論、カルチュラル・スタディーズ、メディア・リテラシー、メディア技術史などが相互作用しながら定着した学際的な学問としてのメディア研究に関する基本的な知恵と技法を身につけることができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
日常的なメディア現象をメディア研究の学問的なパースペクティブでとらえることができる。
③主体的な態度の観点
履修者が生きる日常生活や、日々、ネットやマスメディアを通して接する報道やコンテンツに対して、メディア論的想像力を働かせて批判的にとらえ、実践的に取り組むことができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 はじめに:メディア研究とはなにか
第2回 メディアの歴史(1)
第3回 メディアの歴史(2)
第4回 メディアの歴史(3)
第5回 メディア研究の理論(1)
第6回 メディア研究の理論(2)
第7回 メディア研究の理論(3)
第8回 研究のパースペクティブと方法(1)
第9回 研究のパースペクティブと方法(2)
第10回 研究のパースペクティブと方法(3)
第11回 研究のパースペクティブと方法(4)
第12回 メディア表現と実践の展開(1)
第13回 メディア表現と実践の展開(2)
第14回 メディア表現と実践の展開(3)
第15回 おわりに:再び、メディア研究とは何か授業時間外学習 / Expected work outside of class
備考欄にあるとおり、本授業は「基礎研究2」と連動しており、本授業の復習をすることはとくに重要である。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
各回の小テスト(100%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
それぞれの講義内容を理解し、メディア研究に取り組むために基本的に必要な知恵と技法を身につけたかどうかを評価する。
- 教科書
Textbooks
教科書は指定せず、授業中に適宜、参考文献やWeb情報を知らせる。
-
参考書
References
各回毎に2つの参考文献を提示する。それらは「基礎研究2」で活用される。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact コーディネーターの水越伸に、LMSメッセージ、およびそれと連動したメールで連絡すること。
- 備考
Other Comments 1.この科目はオンデマンド型でおこなう。各回の授業コンテンツのURL(リンク情報)は、原則として秋学期開始時にLMSにおいて一括公開する。その内容は同じ秋学期に開講される「基礎研究2」と連動している。「基礎研究2」では担当教員が、本授業のいくつかの回の内容を取り上げてさらにくわしい講義をおこなったり、各回で提示されている参考文献の購読・発表などをおこなう。
2.「入門メディア研究2」の授業の目的、および成績評価を円滑に遂行するために、履修者総数を250名までに制限する。その際、他専攻の学生には次のような条件を課すので注意をしてほしい。
(1)メディア専攻の学生にとっては必修科目であるため、条件なしで履修登録する。
(2)他専攻の学生は別の抽選登録システムから申し込む。総数が250名を超える場合には抽選となる。