2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
50782
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
社会心理学2
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
藤田 政博
曜限
Day/Period
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(オンデマンド配信型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

私たちは、他者や状況と相互作用しながら生きている。すなわち、他者を認識し、他者から影響を受け、また他者に対して影響を与えている。そのような私たちのあり方は、私たちの心にも現れている。私たちの心や行動は他者を認識し、他者から影響を受けるとともに、私たちの行動が他者の心に影響を与えているといえる。
社会心理学は、それらの影響過程について究明しようとする学問である。そして他者との影響過程を明らかにすることで、私たちと、個々の人間から構成される社会との関わりを明らかにしようとしている。

 社会心理学2で講義する内容は社会心理学1と同じ教科書の続きとなっているが、社会心理学2のみを独立に聴講しても理解可能である。社会心理学2では、自己および他者・世界との関わり、社会心理学の応用的トピックについて講義する。

到達目標 / Course Objectives

自己と動機付け、対人行動、人間関係、集団、健康と幸福、文化の領域において、社会心理学が明らかにしてきた主な事柄について理解する。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・授業内容に関連する問題演習

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

本授業は遠隔授業として以下のように行う。
(1)授業資料の穴埋め・動画解説の予習を行う週 (2)その課題について、動画解説を視聴して自習問題に取り組む週 を1セットとし、教科書1章につき1セット行う。穴埋めの正解については動画解説を見て確認すること。
なお、内容が多い場合、(2)について複数の週にまたがることがある。

教材は関大LMSで配信する。穴埋め課題および動画等は原則として金曜2限(10:40)開始時刻頃に利用可能になるように配信し、自習課題もそれに続けて配信する。
教材実行の締切は、原則として学期終了までとする。なお、教材によってはこれより早く実行の締切が来ることもありうるので、教材実行の締切には常に注意すること。教材実行の締切時刻は、LMSで教材が呈示される際に常に表示されている。
以上の教材配信スケジュールについて変更がある際には、LMSを通じて連絡するので、講義に関する連絡に常に注意すること。

下記の小見出し1つにつき、おおよそ2週ずつ使って進行する。内容が多い場合は3週以上かかることがある。
1自己
  自己と動機づけ(教科書7章)
2 他者・世界との関わり
 2-1 対人行動(教科書8章)
 2-2 人間関係(家族を含む)(教科書9章)
 2-3 集団と個人(教科書10章)
 2-4 健康と幸福(家族との関係を含む)(教科書11章)
 2-5 文化と人間(教科書12章)

授業時間外学習 / Expected work outside of class

授業開始前に教科書の該当部分に目を通すこと。授業終了後は授業中に作成したノートやメモに、授業中での解説や気づいたこと、授業中にわからなかったことを自分で調べた結果などを書き足すこと。復習の際には、以上のノートを教科書とともに見返すこと。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
評価方法は平常点による採点とし、関大LMSの課題に取り組んだ程度で採点する。

課題は(1)授業資料のダウンロード(2)動画視聴(3)自習課題の3つとする。(1)と(2)についてはLMS上の課題を実行した場合に以下の点数を加算する。(3)の自習課題については自習課題の点数を以下の点数に換算する(1点未満は四捨五入)。

各章:(1)1点(2)4点(3)11点

各章はそれぞれ計16点になり、合計すると96点満点になる。それを100点に換算したものを本科目の成績評価とする。
以上の点数が60点以上に達した場合単位を認定する。
(1)と(2)は、LMS上で教材を実行すれば点数にカウントする。
(3)自習課題は教材実行の〆切までやり直しが認められる。

教材実行可能日時の最終の時点で実行を締め切り、その時点で実行されていたLMS上の課題により採点される。成績評価の公平性を担保するため、計算方法の変更や〆切の延長は理由の如何を問わず認められない。
自習課題について、締切前の時点での点数は考慮しない。

以上の合計点数が60点に達しない場合は、単位は認定されない。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

成績評価方法の点数が60点以上で単位を認定する。

1.知識/技能の観点
社会心理学の対象と研究方法について理解する。社会心理学が明らかにしてきた主なことがらについて理解する。

2.思考力・判断力・表現力等の観点
基本的な社会心理学の知識を理解し、それらの知識を用いて課題の解答を導くことができる。

3.主体的な態度の観点
積極的に受講して知識を吸収するとともに、配布資料や自習課題を活用し、予習・復習をすることを目標とする。

教科書
Textbooks

池上知子・遠藤由美  グラフィック社会心理学〔第2版〕  サイエンス社  

参考書
References

北村英哉・内田由紀子(編)  社会心理学概論  ナカニシヤ出版  

その他の参考書は授業中に指示する。

フィードバックの方法
Feedback Method

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

授業時間外の連絡は、LMSの「メッセージ」で受け付ける。なお、例年受講人数が多数にのぼるので、メッセージは金曜日2限前後に来ているものを確認し、順次対応する。

備考
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