- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 社
- 時間割コード
Course Code - 50781
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 社会心理学1
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 藤田 政博
- 曜限
Day/Period - 他
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(オンデマンド配信型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
私たちは、他者や状況と相互作用しながら生きている。すなわち、他者を認識し、他者から影響を受け、また他者に対して影響を与えている。そのような私たちのあり方は、私たちの心にも現れている。私たちの心や行動は他者を認識し、他者から影響を受けるとともに、私たちの行動が他者の心に影響を与えているといえる。社会心理学は、それらの影響過程について究明しようとする学問である。そして他者との影響過程を明らかにすることで、私たちと、個々の人間から構成される社会との関わりを明らかに使用としている。
この講義では、社会心理学が明らかにしてきたことがらについて概観することを目的とする。社会心理学1では、社会心理学とは何かについて論じたあと、社会的認知と自己について講義する。到達目標 / Course Objectives
1.知識/技能の観点
社会心理学の対象と研究方法について理解する。
社会的認知と自己の領域において、社会心理学が明らかにしてきた主なことがらについて理解する。
2.思考力・判断力・表現力等の観点
基本的な社会心理学の知識を理解し、それらの知識を用いて課題の解答を導くことができる。
3.主体的な態度の観点
積極的に受講して知識を吸収すると友に、配布資料や自習課題を活用し、予習・復習をすることを目標とする。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり
・授業内容に関連する問題演習
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
本授業は遠隔授業として以下の方法で行う。
(1)授業資料の穴埋め・動画解説の予習を行う週 (2)その課題について、動画解説を視聴して自習問題に取り組む週 を1セットとし、教科書1章につき1セット行う。穴埋めの正解については動画解説で確認すること。
なお、内容が多い場合、(2)について複数の週にまたがることがある。
教材は関大LMSで配信する。穴埋め課題および動画等は原則として金曜2限開始時刻頃に利用可能になるように配信し、自習課題は動画配信と同じ日の授業コマ内で動画配信開始後一定時間経過後に利用可能になるように配信する。
教材実行の締切は、原則として学期終了までとする。なお、教材によってはこれより早く実行の締切が来ることもありうるので、教材実行の締切には常に注意すること。教材実行の締切時刻は、LMSで教材が呈示される際に常に表示されている。
以上の教材配信スケジュールについて変更がある際には、LMSを通じて連絡するので、講義に関する連絡に常に注意すること。
下記の小見出し1つにつき、おおよそ2週ずつ使って進行する。
1 社会心理学とは
2 社会的認知
2-1対人認知
2-2社会的推論
2-3態度
2-4感情
3 自己
3-1 自己認知
3-2 自己評価授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業開始前に教科書の該当部分に目を通すこと。授業終了後には授業中に作成したノートやメモに、授業中での解説や気づいたこと、授業中にわからなかったことを自分で調べた結果などを書き足すこと。復習として、以上のノートを教科書とともに見返すこと。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
評価方法は、平常点による採点とし、関大LMSの課題に取り組んだ程度で採点する。
課題は(1)授業資料のダウンロード(2)動画視聴(3)自習課題の3つとする。(1)と(2)についてはLMS上の課題を実行した場合に以下の点数を加算する。(3)の自習課題については自習課題の点数を以下の点数に換算する(1点未満は四捨五入)。
序章:(1)1点(2)3点(3)6点
1~6の各章:(1)1点(2)4点(3)10点
序章は合計10点、1~6の各章はそれぞれ計15点になり、合計すると100点満点になる。
以上の点数が60点以上に達した場合単位を認定する。
(1)と(2)は、LMS上で教材を実行すれば点数にカウントする。
(3)自習課題は教材実行の〆切までやり直しが認められる。
教材実行可能日時の最終の時点で実行を締め切り、その時点で実行されていたLMS上の課題により採点される。成績評価の公平性を担保するため、計算方法の変更や〆切の延長は理由の如何を問わず認められない。
自習課題について、締切前の時点での点数は考慮しない。
以上の合計点数が60点に達しない場合は、単位は認定されない。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
成績評価方法の点数が60点以上で単位を認定する。
- 教科書
Textbooks 池上知子・遠藤由美 グラフィック社会心理学〔第2版〕 サイエンス社
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参考書
References 北村英哉・内田由紀子(編) 社会心理学概論 ナカシニヤ出版
岡本 浩一 社会心理学ショート・ショート―実験でとく心の謎 新曜社
その他の参考資料は授業中に指示する。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 授業時間外の連絡は、LMSの「メッセージ」で受け付ける。なお、例年受講人数が多数にのぼるので、メッセージは金曜2限前後に来ているものを確認し、順次対応する。
- 備考
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