2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
50720
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
専攻横断型講義(音、音楽、そして社会)
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
/2
担任者名
Instructor
永井 良和/三浦 文夫/酒井 千絵/関口 理久子/大門 信也/永冨 真梨/杉本 舞
曜限
Day/Period
水2
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

講義(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 社会学部には4つの専攻があり、各専攻はそれぞれが独自の視点から現代社会とそこに生きる人間の分析をおこなっている。この科目では、  領域横断的な関心に基づいた特定のテーマを設定し、それについて4専攻の教員が、そのテーマに対する様々な研究の方法、分析手法、ものの見方や概念を講義する。それにより、4専攻のそれぞれの科目を体系的に学習するとともに、自専攻での学修ではこれまで触れることが少なかった視点、分析手法、概念等を理解し修得すること、多様な考え方を受け容れ、柔軟な思考力を育むこと、そこから自らが直面する課題に対処する力の修得を促すことを目指している。
 本科目のテーマは、「音、音楽、そして社会」である。私たちの身の回りには音が溢れている。私たちが音を奏でると音楽になる。音や音楽はやがて、人々の生活、文化、産業、経済活動と密接に結びつき、同時に、私たち自身、社会、文化を形作り、それらを映し出すものでもある。この授業では、社会学部の4専攻の教員が、それぞれの専門領域における「音、音楽、そして社会」についての講義を行う予定である。特に第4回では、ゲストスピーカーを他大学から招き講義を行う予定である。

到達目標 / Course Objectives

①知識・技能の観点
(1)自専攻および他専攻の理論と実際を学び、専門性と総合力をバランスよく身につける。
(2)各専攻の学問領域における概念や理論を用いて社会や人間を理解し、社会の課題を解決するために求められる知識や技能を活用できる力を身に付ける。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
(1)グローバル社会における多様な価値観やものの見方に柔軟に対応する力、そして、社会の問題を理解し、解決できる思考力を身に付ける。
(2)他者の意見を傾聴し、自らの考えや意見を発信する力を身につける。
③主体的な態度の観点
(1)授業を通して、各担当教員から投げかける問いに対して、自専攻の研究方法や考え方を超えた柔軟な思考力を用いて、個人、社会および世界を含めた視点から回答できる能力を養う。
(2)各回とも積極的に受講し、疑問点・問題点については質問することを目標とする。また、配布資料や紹介された参考書を活用し、予習・復習をすることを目標とする。

授業手法 / Teaching Methods

・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
・学生による学習のふりかえり

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

9月24日 第1回:教員全員  イントロダクション
10月1日 第2回:永井良和  ダンスホールとジャズの時代
10月8日 第3回:永井良和  スタジアムの音
10月15日 第4回:ゲストスピーカー   梶丸岳(京都大学)
  「オラがうた」から「日本の民謡」にいたる日本の民謡社会百年史
10月22日 第5回:関口理久子  音楽と感情(1)
10月29日 第6回:関口理久子  音楽と感情(2)
11月5日 第7回:三浦文夫  アーティストから見た音楽ビジネスの現状と課題、サブスク、ライブ、グッズ、Web3(N  F  T)の可能性
11月12日 第8回:三浦文夫  フィルターバブルからの脱却、新しい音楽に出会うラジオの可能性とradikoの進化
11月19日 第9回:酒井千絵  ナショナリズムと音楽
11月26日 第10回:杉本舞  技術の発展と音楽―オルガンを題材に(1)
12月3日 第11回:杉本舞  技術の発展と音楽―オルガンを題材に(2)
12月10日 第12回:大門信也  サウンドスケープと現代社会(1)
12月17日 第13回:大門信也  サウンドスケープと現代社会(2)
1月7日 第14回:永冨真梨  音楽と社会を繋げて考える ミュージッキング (1)
1月14日 第15回:永冨真梨  音楽と社会を繋げて考える ミュージッキング (2)

授業時間外学習 / Expected work outside of class

各回の資料を確認する。

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
各担当者により課題を出題するので、それへ回答し指示された期限内に提出する。各担当者の評価点(各10点)を合計し、その点を100点満点に換算し評価する。

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

①知識・技能の観点
テーマについての様々な研究の方法、分析手法、ものの見方や概念を理解できたかどうかについて評価する。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
多様な価値観やものの見方、および、テーマに対する知識を用いて、教員からの問いについて回答できているかについて評価する。
③主体的な態度の観点
自らが深く考え、積極的に毎回質問・感想を提出する。

教科書
Textbooks


関大LMSでのレポート提出は授業当日の23時59分までです。期限後の提出は認められません。
欠席については、教務センターの発行する「欠席届」の提出がない場合は配慮対象となりません。

参考書
References


担当教員が適宜指示する。

フィードバックの方法
Feedback Method

各担当者が、授業内または授業外の質問について、次回の授業内で全体に周知する形式で回答する。必要に応じて追加資料を作成し、配布する。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

関大LMSを通じて、各担当者にメールにて問い合わせてください。


備考
Other Comments

プリントまたはパワーポイントファイルにて資料を配布する。
授業はパワーポイントにより行い、、視聴覚資料(映像・音声資料)も使用します。
全授業回ともノートPC・タブレット型PC・携帯などデバイスを持ち込んでもいいです。