2025 年度の講義概要のデータベースを検索します。カリキュラムツリーへのリンク
学部・研究科
Faculty/Graduate School
時間割コード
Course Code
50904
科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle
メディア制作実習A
授業形態/単位
Term/Credits
クラス
Class
通年/4
2
担任者名
Instructor
永冨 真梨/神吉 良輔
曜限
Day/Period
火3/火4
授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives

授業種別 / Teaching Types

実験・実習・製図(対面型)

言語 / Language

日本語(Japanese)

授業概要 / Course Description

 この実習では音楽および音楽映像(ミュージックビデオ)を制作し、動画共有サイト(YouTube)にアップロードし、Facebookなどのソーシャルネットワークと連携する一連のプロセスを実際に行う。どのようにしたら作品の質を上げ、それを広げられるかというプロデュース手法を学ぶ。
 作詞、作曲、演奏、歌唱は履修者自身あるいは関西大学内のアーティストによるオリジナル楽曲を制作、ソシオ音響スタジオで録音するが、作品の質の向上を優先してアーティスト選定を行う。
 撮影にはプロの現場で使用されている一眼カメラをマニュアルで操作して行うことにより、デジタル時代にあっても企画意図を明確にすることの重要性を体感する。また。ネットに音楽映像を配信する際の権利処理(著作権、著作隣接権)についても学ぶ。
 スマートフォンとソーシャルネットワークを中心とした新しいメディア環境における、コンテンツの制作プロデュースのありかたを考察することが本実習の目的である。

到達目標 / Course Objectives

1、音楽、映像プロデュース手法の習得
2、映像機材(カメラ、音声)、編集(ノンリニア)に関する基本的な操作方法 
3、音楽制作(録音)の基本的な操作、音響の基礎的な知識の習得
4、作詞、作曲、アレンジ、演奏、歌唱に関する基本的技能の習得 
5、音楽映像に関する企画力の養成 
6、音楽映像制作のプロセスおよび役割分担の理解
7、音楽映像関連の権利体系(著作権、著作隣接権、肖像権)に関する理解 
8、インターネット動画に関する理解
9、ソーシャルネットワークを利用したプロモーション手法に関する理解 
10、音楽ビジネス構造と音楽映像の役割の理解

授業手法 / Teaching Methods

・学生による学習のふりかえり
・学生同士の意見交換(グループ・ペアワーク、ディスカッション、ディベート等含む)
・プレゼンテーション(スピーチ、模擬授業等含む)
・フィールドワーク

授業計画
Course Content

授業計画 / Course Content

1、映像プロデュースついて、オリエンテーション(グループは指定する)
2、安全教育、機材の取扱基礎  三脚の取扱、カムコーダーの取扱実習、ミュージックビデオの目的  、企画書作成、アーティスト選定、楽曲作詞、作曲開始
3、撮影実習、作品鑑賞と分析  録音、音響の基本的な知識  、音楽プリプロ制作開始、構成譜作成
4、編集機の取扱実習、作品鑑賞と分析  、音楽プリプロ制作
5、撮影・編集実習、作品鑑賞と分析  、音楽プリプロ制作
6、録音実習、著作権、著作隣接権の基礎知識 
7、楽曲(プリプロ)および映像のプレゼンテーション
8、本録音用アレンジ開始、本録音用構成譜面作成、絵コンテ作成、制作準備
9、録音、撮影
10、録音、撮影
11〜12 撮影、編集
13、試写  、講評、企画(ショートバージョン)
14、本録音(フルバージョン)、制作準備
15、本録音(フルバージョン)、制作準備

後期1、本録音(フルバージョン)、進捗プレゼンテーション
2、本録音(フルバージョン)企画決定 
3、本録音(フルバージョン)絵コンテ制作、映像制作準備
4、本録音(フルバージョン)映像制作準備 
5〜7、撮影、映像素材制作 
8〜9、編集 
10、第一回試写、講評 
11、手直し編集12、第二回試写、完成 
13、動画共有サイトへのアップロード、ソーシャルネットワークによる告知 
14、動画共有サイト、ソーシャルネットワーク等の反応分析 
15、実習の総括

授業時間外学習 / Expected work outside of class

ロケハン、ロケ、撮影、練習、録音、マスタリング、編集など

成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria

方法 / Grading Policies

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常の実習、成果物によって評価する

基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy

グループワークでのプロデュース、オンライン授業における企画発表、デモ発表、コメント、制作の機能の理解、プロジェクト進行に対する貢献、作品のクオリティ、出席状況等を総合的に判断する。
③主体的な態度の観点

教科書
Textbooks

参考書
References

フィードバックの方法
Feedback Method

授業内で指示する。

担任者への問合せ方法
Instructor Contact

授業内で指示する。

備考
Other Comments

作品製作の進捗状況により、上記に記載の予定は変更されることがある。変更内容などについては、授業内で詳細に提示する。

木曜日開講の「メディア制作実習A」とは、ほぼ授業内容やスケジュールは同じである。しかし、作品製作の進捗状況により、異なる内容・スケジュールになることがある。それについては授業内で詳細に説明する。