- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 社
- 時間割コード
Course Code - 50777
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 知覚・認知心理学
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 春/2
- 担任者名
Instructor - 松田 剛
- 曜限
Day/Period - 月3
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
「知覚」とは光、音、匂いなどの様々な外部刺激を目、耳、鼻などの感覚器官を通して受け取り、主観的な体験として構築することであり、「認知」とは知覚された様々な情報を組み合わせ、感情的、論理的な意味付けを行う情報処理過程のことである。いわば情報を受け取る段階から、それらを脳内で処理して行動として出力する段階まで、我々の心のメカニズムを幅広く扱うのがこの科目の特徴である。それゆえあらゆる心理学専門科目の基礎をなす科目とも言える。
この授業では、知覚や認知の仕組みを解き明かすための興味深い実験を紹介しつつ、知覚の入口となる感覚器や情報処理の中心地となる脳の生理学的な構造についても解説し、人間を高度な情報処理システムとして捉える目を養うことを目的とする。到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・知覚と認知の基本的な仕組みを理解し、説明することができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・人間を1つの情報処理システムとして捉え、客観的な視点で心の働きを理解することができる。
③主体的な態度の観点
・上記の知識や視点を日常場面の推論や意思決定に生かすことができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回 ガイダンス
第2回 視覚(1)
第3回 視覚(2)
第4回 聴覚
第5回 体性感覚
第6回 味覚・嗅覚
第7回 知覚の障害
第8回 注意
第9回 記憶(1)
第10回 記憶(2)
第11回 実行機能
第12回 推論・意思決定
第13回 認知バイアス
第14回 社会的認知
第15回 メディアと認知授業時間外学習 / Expected work outside of class
授業4回につき1回程度の割合で小テストを実施するので、定期的に授業内容を復習することが望ましい。
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験(筆記試験)の成績と平常成績で総合評価する。
成績評価の割合は定期試験(65%)、小テスト(20%)、参加態度(15%)とする。基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
知覚と認知に関する基本的な用語と仕組みの理解度を評価する。
- 教科書
Textbooks
教科書は特にない。毎回LMS上で資料を配布するため、資料を閲覧するためにスマートフォンやPCを持ち込むことが望ましい。
-
参考書
References
授業内で適宜紹介する。
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact LMSのメッセージで随時受け付ける。
- 備考
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