- 学部・研究科
Faculty/Graduate School - 社
- 時間割コード
Course Code - 50772
- 科目名
Course title
サブテーマ
Subtitle - 心理学統計法
- 授業形態/単位
Term/Credits - クラス
Class -
- 秋/4
- 担任者名
Instructor - 秋山 隆
- 曜限
Day/Period - 金1/金2
- 授業概要
Course Description
到達目標
Course Objectives -
授業種別 / Teaching Types
講義(対面型)
言語 / Language
日本語(Japanese)
授業概要 / Course Description
心理学研究において統計的方法に関する知識は重要な基礎と位置付けられる。本講義では心理学の学習・研究を進める上で必要となる統計的知識の基礎の構築を目指す。
到達目標 / Course Objectives
①知識・技能の観点
・データを縮約的に記述するために、適切な図表や数値を用いて要約することができる。
・図表や統計量から、データの特徴を適切に読み取ることができる。
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・先行研究を読み込むために必要な統計的仮説検定の論理を理解する。
③主体的な態度の観点
・各種分析を授業内で例示した以外のデータについて応用可能か検討することができる。授業手法 / Teaching Methods
・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック
- 授業計画
Course Content -
授業計画 / Course Content
第1回:記述統計1 (1)準備 (2)1変数の要約
第2回:記述統計2 (1)データの散らばり (2)2変数の関係
第3回:確率分布と確率モデル (1)確率分布 (2)確率モデル
第4回:推測統計1 (1)期待値 (2)推定
第5回:推測統計2 (1)標本分布1 (2) 標本分布2
第6回:統計的仮説検定1 (1)仮説検定概説 (2)2群の平均値の差1
第7回:統計的仮説検定2 (1) 2群の平均値の差2 (2) 2群の平均値の差3
第8回:区間推定 (1)信頼区間 (2)信頼区間と検定
第9回: 比率に関する推測 (1)2群の比率に関する推測1・2
第10回:分割表に関する推測 (1)連関係数 (2)分割表に関する独立性の検討
第11回:分散分析1 (1)1要因モデル (2)2要因モデル1
第12回:分散分析2 (1)2要因モデル2 (2)交互作用
第13回:分散分析3 (1)対応のある1要因モデル1・2
第14回:回帰分析 (1)回帰直線の当てはめ (2)分析結果の解釈
第 15回:因子分析 (1) 因子分析 (2) その他の関連話題授業時間外学習 / Expected work outside of class
*授業の進度に応じて課題(レポート・データ解析等)を出す場合があるため,指定時までに取り組んだ上で,その後の授業に臨むこと。
*学んだ用語と概念について,復習をすること
- 成績評価の方法・基準・評価
Grading Policies /
Evaluation Criteria -
方法 / Grading Policies
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
平常試験(小テスト・課題・レポート等)による評価(100%)基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy
授業の進度に合わせて小テストまたは課題・レポート等を課し,その内容に応じて評価する。併せて,授業への参加貢献度を加味する場合がある。
①知識・技能の観点
・学んだ概念・用語を正しく理解できているか
・データ処理と分析結果の解釈は適切か
②思考力・判断力・表現力等の能力の観点
・適切な表現で結果をレポートできるか
③主体的な態度の観点
・手法の応用を試みているか
- 教科書
Textbooks 石井秀宗 人間科学のための統計分析―こころに関心があるすべての人のために― 医歯薬出版株式会社
授業内で適宜資料を指定または配布する
-
参考書
References 南風原朝和 心理統計学の基礎 有斐閣アルマ
山田剛史・村井潤一郎 よくわかる心理統計 ミネルヴァ書房
村井潤一郎・柏木恵子 ウォームアップ心理統計[補訂版] 東京大学出版会
- フィードバックの方法
Feedback Method
- 担任者への問合せ方法
Instructor Contact 関大LMSの「メッセージ」機能で連絡してください。
関大LMS上で告知事項をメッセージ送信・掲示することがありますので,内容を必ず確認してください。
- 備考
Other Comments 本講義「心理学統計法」は2コマ連続の授業です。各コマは内容的連続性があるため,1コマ目から受講してください。