1.  9月24日（４限目のみ）  音楽業界・関連メディア業界の全体構造の説明と課題の整理、音楽アーカイブJMCA（Japan  Music  Culture  Academy）について

講師：三浦文夫

2.  10月1日、音楽産業の現状と行方、デジタルとグローバルを軸に

レコード会社の機能、レコード産業の市場、  LINE  Music、AWA、Spotifyなどストリーミング型サービス、メタバース、NFTなどWeb3時代の新しい音楽産業のありかた  について 
　　　
講師：鈴木貴歩
Parade  All　代表取締役
元ユニバーサルミュージックデジタル事業開発部本部長　
MTV、音楽業界のデジタル対応の第一人者 

3.  10月15日、著作権管理事業の機能とデジタルメディア対応　　 

著作権管理事業の機能と実務、アーティストと音楽出版社、JASRACとの関係、音楽配信（ストリーミング型）ビジネスの行方など
　　 
講師：荒川祐二（著作権管理事業会社） 
NexTone（ネクストーン）代表取締役COO
JASRACに次ぐ著作権管理事業者（坂本龍一、Mr.Children、スピッツなど） 

4.  11月5日、アーティスト事務所の機能と課題、プロデュース手法について、音楽アーカイブプロジェクトJMCA（Japan  Music  Culture  Academy  )について　 

講師：山中聡（マネジメント）
レコード会社で山下達郎、竹内まりあ、坂本龍一、大貫妙子などのプロモーションを手がける。
独立後、小林武史、CHARAなどのマネジメントを手がける。
元一般社団法人音楽制作者連盟副理事長、「記憶の記録」総合プロデューサー、音楽アーカイブJMCA（Japan  Music  Culture  Academy）コアメンバー

5.  11月19日　音楽メディア「FMラジオ」の機能と課題　 

FMラジオ番組の編成、制作、イベント展開について 
　　　
講師：岩尾知明（FMラジオ編成） 
日本の音楽FMステーションの代表的存在である株式会社FM802代表取締役専務
番組の編成、Radio  Crazyなどのイベントの制作、アーティストブッキングも手がける

6.  12月3日　プロモーターの機能、コンサートライブ市場　 
ライブコンサート市場、イベンターの機能、アーティストとの関係 
　　　
講師：鏡孝彦（プロモーター）
グリーンズ代表取締役、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会専務理事、関西地区の大手プロモーター
長渕剛、クレージーケンバンドなど数多くの有名アーティストの関西におけるコンサートライブを手がける

7.  12月17日　芸能界3.0に向けて
　　　
講師：中井秀範 
芸能界の総元締めである一般社団法人日本音楽事業者協会専務理事、元吉本興業で明石家さんま、ダウンタウンなどのマネージャーを務める
音楽アーカイブ（Music  Cross  Academy）コアメンバー
芸能界の構造、契約のあり方、テレビ、ラジオのネット配信における権利処理など


8.  1月7日　音楽関連の書籍出版、編集について 

講師：鈴木茂　（音楽書籍出版）
株式会社アルテスパブリッシング代表取締役、
ポピュラー音楽関連の書籍の編集、出版を数多く手掛ける。音楽を中心としながら、その文化的背景、歴史、学術的側面などを掘り下げる独自の編集スタイルを確立している。

（現場で多忙な講師のため変更の可能性があるので、常にスケジュールを確認すること
※日程の変更がある場合は、インフォーメーションシステムで連絡する。)

日本の音楽産業の基本的な構造について、ifpi、日本レコード協会、ACPC（コンサートプロモーターズ協会）などのウェブに掲載されている統計資料、参考書などによって学習しておくこと。

定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。
毎回講義時間内にレポートを作成（２回目以降）、７回の合計点で評価する。

講義内容の理解、今後の展開に関する考察、企画力、斬新な発想、積極性を評価する。